『涼宮ハルヒの驚愕(前・後)』読了。

 「ガンガンONLINE」で連載中だった漫画『室町学院高校生徒指導室!!』が終わってしまった! 学生の主メンバーが3年になるからあと一年は大丈夫と思ってたのに。全36話、次に出る3巻で完結か。惜しいなぁ。これからは何を楽しみに「ガンガンONLINE」を見ればいいのやら……あ、『男子高校生の日常』がまだあるわ。個人的にガンガンではこれが双璧と思ってたのでその一方が終わったのは寂しいが、作者には次回作も頑張ってほしいものです。

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 さて、先日購入した『涼宮ハルヒの驚愕』前後編、読み終えました。こちらは前編の表紙。ハルヒ、キャラ変わってないか?と話題の現時点ハルヒです。いとうのいぢさんの絵柄が『分裂』時より変わってるので(目のバランスとか)『分裂』と並べるとおもしろいです。
 『分裂』から直に続いてるので本来は『分裂』が前編、『驚愕』が後編という作りだったんでしょうが、思ったより長くなり分けたんでしょう。エピソードとしては一本で、『驚愕(前)』は起承転結の承から転というか序破急の破なのか、とにかく『分裂』ラストから続く、SOS団とキョンにとってのこれまで最大の危機が本格的に始まる話です。
 以下、特にネタバレ無しで。

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『涼宮ハルヒの分裂』

 たんじょうび、おめでと……おめでと……わたし……

 ──などとびんちょうたんの気分になりました、今年はマジで一人の誕生日……いや親と同居なんだけどついに歳のこととか誕生日のこととかすっかり忘れられてたよ……orz。今日は腹具合もいまいちだったんで、明日にでもどっか外食してこよう。

 さて話は変わり。
 先日四年の沈黙を破り、ついに小説『涼宮ハルヒ』シリーズの続巻が出ました。
 が、今回はその前の、四年前に出てたこれまでの最新刊『涼宮ハルヒの分裂』について。平成19年の四月一日発行。(5/28の昼追記。偶然amazonでこの文庫のページを見たところ、2007年3月14日に自分が注文していたことが判明。このころからすぐに本屋で手にとれるかわからない新刊をamazonで買ってた模様)

 四年前に買ったとき、ネタバレというほどではないけれど「終わってない」「続きはいつだ」という声をネットで見たので、そのうち発売されるのを待って読もうと思ってたんですよ。それがまさかこのような事態になろうとは……。四年間積ん読状態で、もはや存在を見失いかけてました。ようやく続巻が出ることになったので、封印を解くため探したのですが……まあ最新刊が来てから、この二日前にようやく見つけ出したのでした。

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「非実在少年」とその定義者とは、キホーテと風車のどちらなのか。

 簡単なようであんまり難しい問題なので(無論ただ反論するだけなら簡単だが)取り上げようとしてもなかなか難しく、放ってました。いろんなところでまとめ記事ができてたり、コメントがありましたが、それらもかなりの数で要点絞り込むのが大変。
 しかし、今日GIGAZINEさんが長文でしっかりした記事にまとめていたので、それを紹介して代えたいとおもいます。

 『「非実在青少年」問題とは何なのか、そしてどこがどのように問題なのか?まとめ』

 まあGIGAZINEさんの記事もかなり相手をばっさり切ったものなのですが、ほぼこれに同意します。

 わたしがこの問題を知ったのは、上の記事にもある2/27の「痛いニュース」からでしたが、3/7あたりからの怒濤のごとき展開は、そこまで綿密にウォッチしてなかったのでこれ読んで知ったものも。大手新聞社のアレな態度には苦笑すら出てきませんが、ネットでの個人の動きには感服します。長いので時間かかりますが、GIGAZINEさんの記事だけでなくリンク先の元記事もちゃんと読むこともお薦めします。

 たとえこの条例案になんのアクションも起こさない起こせないひとでも、娯楽メディアを楽しむ人、発言の自由を守ることに意味があることを信じる人には、是非読んで知ってもらいたい事柄です。この条例案が通ろうが通るまいが、あちらとこちらにこういう動きがあったということを知るのはこの社会に生きるものとしては大切です。外国からの旅行者でいずれ帰る場所が他にある人か、はたまたこれから死ぬ、社会がどうなっても関係ないひとでもない限り。それくらい、この問題の根が深く、また一本の樹を根こそぎ掘り出したらその周囲がどうなるか、わかってない人たちが起こした問題でもあります。


 うちの意味深なタイトルは、単にアレなアレを皮肉っただけです。なんとなく想像できるなら、その通りです。

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栗本薫(中島梓)先生、ご逝去。

 栗本薫さんが5月26日お亡くなりになられました。享年56歳。作家デビューは結構早かったし、筆も速かったので結構な著作がありますが、それにしても若い。
 昼のNHKニュースで訃報が聞こえたときは、ああやっぱりかと思いました。前にガンになったというニュースを聞いていたし、『グイン・サーガ』はここんとこ順調に書かれていたものの、治療後何度か体調がよくないという話も出ていたし。

 著作の中でも大長編である『グイン・サーガ』はついに未完となりましたが、これもある程度は覚悟していたので、残念ですが致し方ないでしょうね。外国の作品では別の作家があとを継ぐということもありますが、『グイン』は多分ないなぁ。『グイン』は初期のH.R.ハガード作品のような冒険譚でハマったので、ノスフェラス編が終わって段々陰々鬱々になってきた、40巻前後で二三買いそびれてからずっと買ってませんでした。あまりに長く多く本が出ているので早めに棚から消えてしまい、20冊も空いてしまうと何巻から買うのかわからなくなって、結局その後買うこともできなくなりました。長編や出るのが速い漫画などはずっと買い続けないと、こういうときに困ります。外伝は8巻あたりまで買いました。

 ぼちぼち読んではいたので話はわかってますが、本編は全126巻で終わりかー。今期からNHK-BS2でアニメ化されて放映されてますが(今回は16巻までをアニメ化するそうな)、続きはアニメになるか微妙なところですね。栗本さんの家はTVがないとかでDVDを待つというコメントを残していますが、結局一本も見られなかったのかな。残念なことです。

 栗本さんといえば、他に思い出すのは『ぼくら』シリーズでしょうか。デビュー作『ぼくらの時代』からの三部作ミステリは、当時とても好きでした。他のミステリは特に読んでいないけれど、『ぼくら』シリーズはタイトルのように、あの時代を代表するような作品だったと思います。

 栗本薫さん、ありがとうございました。

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『星虫』再臨。

 かつて新潮社他スポンサードで始まった日本ファンタジーノベル大賞の1989年の第一回において最終選考に残り、受賞はしなかったものの翌年新潮社文庫より発刊した本がありました。その名を『星虫』という一風変わったタイトルの青春SFです。著者は岩本隆雄。受賞は逃すもデビューにいたっただけのことはあって、なんというか実に爽やかな読後でした。シンプルな構造ながらオチも効いてて、なにより文章に力がありました。そのためか一部に熱狂的なファンが(私ですが)つきましたが、その後同じ世界観の別のお話、ある意味『星虫』以上に切迫していて泣けてオチのいい話『イーシャの舟』が出てその才能を見せたものの、そこでぷっつりと消息が途絶え、一発、いや二発屋に終わったかと思われました。


* ちなみに日本ファンタジーノベル大賞、その第一回の大賞受賞作は酒見賢一・著『後宮小説』。TVスペシャルでアニメ化もされました。第二回の優秀賞(大賞無し)は鈴木光司のデビュー作『楽園』。どちらも非常に文章に力があって、その後の活躍も知られています。ただこの賞は宣伝も少なくて知名度も低く、その性質上一発屋も多いです。古くは上記二人に続いて1991年の候補作『六番目の小夜子』でデビューした恩田陸、近年では2001年に『しゃばけ』で優秀賞をとった畠中恵が一番の売れっ子かな(TVドラマ化もしました)。

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『仮面ライダー 1971─1973』読了。第一部紹介。ネタバレ少し。

 2009/2/22、午前3時半過ぎに、読了いたしました。二三別のところ、というか和智正喜さんのブログのネタバレ感想スレッドに書き込んだあと、自分とこで感想を書くことにしました。

 第三部まで読み終えましたが、今回はできるだけネタバレの無い程度で、第一部を中心にストーリー以外の見どころを紹介するつもりで書いてみたいと思います。といっても固有名詞とか設定とか軽い粗筋とか全くネタバレ無しとは行きませんので、全くの情報遮断をしたいひとは読まないように。第二部以降はネタバレせずには書きにくいので、感想はまた次の機会に。

 『仮面ライダー 1971─1973』は、石ノ森章太郎原作の漫画、TV映画を原作とする小説です。『仮面ライダー』はTV用の企画で始まり、漫画は同時進行ながらそれほどTVに沿わず別のお話として作られました。毎週のTVとはスピードも対象年齢も多少違うので当然なのですが、中盤からはさらに違う話となっていて漫画独自の物語は今でも人気があります。

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村上春樹、エルサレムでドン・キホーテになる。

 先日、作家の村上春樹さんがイスラエルにて小説の賞を獲ったので、授賞式に出たというニュースをTVでやってました。イスラエル最高の文学賞であるエルサレム賞というのは浅学な私は初耳で、村上春樹さんが受賞したというのも、式に出ることに反対意見があったというのもニュースを見て初めて知りました。まあ反対派がいることは容易に思いつきますが。

 ただ、上のリンクのニュースでも少し書かれているように、村上春樹さんが出た理由はどちらかといえばその場で意見を言うためだったようです。TVではただ反対意見であるくらいで内容はほぼ出なかったのですが、さすがネットでは色々意見があって原文も和訳も色々と出てました。和訳は共同通信でのものもあれば個人のものもあるので、細かいニュアンスが違う場合もありますが、まとめページが作られていたのでそこから適当なものを紹介してみます。

 今回後半で自分の意見がわかりにくい上に長いので、紹介するリンク先を見てご自分で判断してそこで終わるのが良いかもしれません。私の戯言(たわごと)はスルーして。

 ああ一応先に言っておきますが、私は村上春樹の本は古いもの(『パン屋再襲撃』等の頃)を確か二三冊ほど読んだことがあります。ありますが、正直内容を全く覚えてないので、春樹マニアというわけでも村上文学ファンというわけでもありません。文体に拒絶反応を示した覚えはないので、普通に読んだはず。

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『仮面ライダー 1971-1973』 発売。

 ついに。発売されました。

 原作:石ノ森章太郎/著:和智正喜 発行:エンターブレイン
 『仮面ライダー 1971─1973』

 2/15(日)に、アーマーゾーン! から到着。
 (追記。本当は16日(月)発売でした。和智さんのブログにも記事が。)

 ああもう感無量ですな。早速開け……

 ぶ、分厚い……。
 さすがノベルズ三冊分以上のことだけはあります。本のページ側を見るとちょうど第二部と第三部の間に黒バックのタイトルページがあるのではっきりわかりますが、確かに第三部が他より少し分厚い──大きいですね。

 しかしエンターブレインは最近いい仕事続くなぁ。
 『コミックビーム』で連載してた、入江亜季・著『群青学舎』四巻(最終巻)も土曜日に買いました。

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孤高のヒーロー「仮面ライダー」ついに完結。

 和智正喜さんが書かれた『小説版 仮面ライダー』が、復刻版として発売、完結します。

 講談社の新書判、ノベルズサイズのマガジンノベルズスペシャルにて、2002年に第一巻『仮面ライダー ──誕生1971』、2003年に第二巻『仮面ライダー ──希望1972』が発売されたものの、そこで中断されていたシリーズです。今回エンターブレインから、続編であり最終話である第三部『流星1973』といっしょに合本、完全版の『仮面ライダー 1971─1973』として発売されるそうです。

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光車よ、まわれ!

 先日本屋に行った時に、これを見つけました。
 まさかまた文庫化されようとは!

 以前の再販時には買い損ねてそのままだったし、ちくま文庫版は確か買ったはずなのにどこかにいったっきり。文庫後書きにて「この版で気になるところはみな直した。これを定本とする」などとあったので購入決定。『オレンジ党』シリーズもすっかり話忘れてるので(『オレンジ党、海へ』はそばの本棚にあった)、できれば天沢さんの児童文学、このあとも全部出してほしいものです。

 ……『オレンジ党と黒い釜』、復刻版四年も前のなのに、Amazonでまだ売ってる。買うかなー。

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