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訃報。高畑勲監督、ご逝去。

 アニメーターであり監督でもあった高畑勲氏が、4月5日の午前1時ころ亡くなりました。
 死因は肺がん。享年82歳だったそうです。

 昔の作品でいえば、『太陽の王子ホルスの大冒険』。演出として名前があがってますが、実質初監督作品だったそうです。私はリアルタイムで劇場で観てはいないので、そこまで思い入れは無いのですが、偉大なアニメ映画だったと思います。漫画家の故・和田慎二さんが映画『ホルス』が大好きで(というかヒロインのヒルダか)有名でしたが、そっちのほうが思い出されますね。

 個人的には名作アニメーションと『じゃりン子チエ』が大好きです。名作アニメではやはり『赤毛のアン』。もちろん高畑監督だけの力というわけではないのでしょうが、とにかく素晴らしいアニメだった。その前の『母を訪ねて三千里』も良かったし、『アルプスの少女ハイジ』も良かったんだけど、私はやはりこちら。
 そして『じゃりン子チエ』。劇場版はのちにTVで観たと思うんだけど、とにかくTVシリーズが凄く良かった。面白くて毎週楽しみにしてました。声優もみなぴったりで、大阪下町の感じも出てたし、劇場版では漫画のちょっと寂しげな絵も残ってた。まさしくアニメ版の、大阪版『男はつらいよ』みたいな感じで。西川のりおはホントこの役だけで、アニメ史に名を残したなと。ちなみに関西では再放送を何度もやって、それでもかなりの人気を誇り視聴率も高かったと聞くが、大学時代に大阪にいたころ、確かに何度か再放送してた。もちろんそれも見てましたが。

 『風の谷のナウシカ』以後スタジオ・ジブリのころになってからは、それほど観てません。『火垂るの墓』は音楽や演出は嫌いじゃないが、話が正直好みではないのでそれほど思い入れはなく、むしろ『おもいでぽろぽろ』のほうが好きかな。『平成狸合戦ぽんぽこ』はアニメとして好きなカットがあったり、ラストが好きなので一番好みかも。結局、遺作となった『かぐや姫の物語』も劇場まで足を運べず、未だに観てませんし。

 とまあ書いてきましたが、今調べてたら、『ペリーヌ物語』にも関わっていたんですね。寡聞にして全く知らなかった。『ペリーヌ』では絵コンテを担当したそうです。ガンダムの富野監督(当時はとみの喜幸名義)が書いてたのは聞いたことありますが、まさか高畑さんもいたとは。何話書いたかは知りませんが、確かに5人いる絵コンテメンバーの中に名前があります。……調べてみると、全話レビューを書いたブログがあって、そこに絵コンテの表記がありました。全部確認してみると、高畑さんが書かれたのは3話と6話だけですね。そりゃあまり話題になってないはずだわ。絵コンテのほとんどは池野文雄さんが書かれてます。あの感動の第49話「幸せの涙が流れる時」もそうです。『ペリーヌ物語』に関しては、こちらのファンサイトがかなり詳しいです。もっともスタッフの絵コンテの欄に高畑監督の名前がありませんので、若干データの精密さに欠けるかも。

 ともあれ思い出は尽きないですが、心からお悔やみ申し上げます。

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コメント

 わたしも『赤毛のアン』大好き。『じゃりン子チエ』は、ヒラメちゃんが好きでした(笑)。
 また高畑さんの訃報記事で、大塚康生さん(86歳)がコメントされててビックリ……。

# あと、『セロ弾きのゴーシュ』の印象深いかな。内容がではなく、友人をオートバイの後ろに乗せて観に行った──唯一まともなタンデム経験だから(笑)。確か当初は劇場公開されず、市民ホール的な上映会場へと。

投稿: 翡翠 | 2018/04/09 22:33

 お久しぶりです。
 大塚さんのコメントは知らなかったのですが、ググったらNHKのニュースでしてたみたいですね。

 『セロ弾きのゴーシュ』は実は通して観てないんです。確かTV付けたらやってたけど、途中だったので観なかったことが一回あるだけで。探してみたけど、BDも出てからしばらく経つようですが、ジブリコレクションなのでちと高い。でも内容は充実してるようなので、BD買って観てみたいですね。

投稿: やずみ | 2018/04/09 23:27

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