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7%の溶液──DVD『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』(映画)

 DVD『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』を購入、観賞しました。

 1976年の米映画(日本公開は1977年)。ニコラス・メイヤーのパスティーシュ小説を映画化したもので、脚本もメイヤー自身。監督はハーバート・ロス。原題は“The Seven-per-cent Solution”で、「7%の溶液」の意味。これは作中に出てくるコカイン溶液のこと。原作小説では初期にホームズがコカインを摂取していたことは知られてますが、ホームズが滝壺に落ちて行方不明になった前後のところの真相はこうだとするこのパスティーシュの重要なガジェットがコカイン溶液。なので邦題が訳の分からないものになってるのは残念。せめて副題に入れてほしかった気はする。ちなみに小説版の邦題は『シャーロック・ホームズの華麗な冒険』。いやほんと、なんで華麗とか素敵とかつくのかと。話をみてもそんな感じではないので。

 購入した理由は、2012年2月から販売されているこのDVDが、1月31日に販売終了すると販売会社のサイトにあったからです。3年間の版権だったわけですね。この作品は子供の頃に存在は雑誌等で知っていたものの観たことなかったので、いい機会かなと。販売はStingrayallcinema sellectionというシリーズで販売されてます。以前もここでいくつか購入しましたが、最近Amazonのマーケットプレイスでも売るようになったので、格段に使いやすくなりました(値引きとかポイントが付いたりはしませんが、直販でも同じなので)。送料込みで5,184円でした。

 粗筋。

 ベーカー街221B。結婚して外に新居を構えたワトソン博士が訪ねると、ホームズはコカイン中毒で混乱の極みにあった。妄想と幻覚によってモリアーティ教授を捕まえろとわめくホームズが寝入ったあと帰宅した彼の下に、そのモリアーティ教授なる老人が訪問する。彼はホームズにつきまとわれいわれなき中傷を受けるのを止めさせてくれとワトソンに頼みに来たのだ。しかしホームズの幼少時のある事件について口を滑らし、ワトソンが知らないと知るや、ホームズが話してないことだからと口を濁して去ってします。一方ホームズを治すには、コカイン中毒の論文を出したウィーンのシグムント・フロイト博士に診せるしかないと思ったワトソンは、しかしホームズが国外に出るはずもないと彼の兄マイクロフト・ホームズに相談する。一計を案じたマイクロフトにより、モリアーティ教授を囮にして、ホームズを連れ出すことにする。教授が旅に出たことを知ったホームズは、尾行に犬のトビーを使いワトソンを連れて列車に飛び乗る。
 まんまとウィーンに連れて行かれたホームズはフロイトに出会い、モリアーティは居らずワトソンに騙されて来たことを知る。倒れたため結局催眠療法を受け、治療は進み幻覚も治まってきたが、無気力に陥るホームズ。ある日フロイトの下に患者だった女性デヴローが病院に担ぎ込まれたとの知らせが。再びコカインを摂取し入水自殺未遂をしたというのだ。しかしホームズは傷などから、真相を看破する。誰かに誘拐され、無理矢理コカインを打たれ、そして逃げ出してきたのだと。フロイトは彼の患者二人のためになると、気の進まないホームズに彼女の事件を解決してはと勧め、こうしてホームズとフロイトの二つの頭脳とワトソンの冒険が始まる。

 

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