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2014年のゴールデンウィーク その一。

 今年のGWもどこにも出かけないかなと思ったら、親父が外に食べに行こうと提案。それも近所ではなく、片道100kmほど先の猟師町の寿司屋で貝を食べようと。なんでも一昨年に知人と行った店が美味かったということで、今年は親子三人でと。新聞などに出ていた「海のまつたけ御膳」と言うセットで、地元でとれる「ナガレコ」という貝がメイン食材のものが新聞に出ていたそうで、それ目当てで食べに行ったのだとか。こういう時は犬がいるから大体私が留守番してたんですが、今回はその知人さんは行かないし、私もせっかくカメラも買ったことだし、室戸方面は久しぶりなので私も行きました。

 目的地は室戸市の高知市寄りの室津港近く。前日に昼の予約を入れ、当日はちょっと遅く10時前に家を出ました。いやわかってはいたけど、途中で少し渋滞し、昼の予約なのに危うく13時過ぎるところだった。高知から途中、まだ完成してないので無料で開通してる高速道路に入って大分時間稼げたので、なんとか二時間半で到着。というか店に行く前にその近くの魚屋でナガレコなど購入したので余計遅くなったわけですが。

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 そういえば室津の手前数キロのところで山火事に遭遇。山裾に少し黒くもある煙がそこそこ高く昇ってたので、もしかして火事じゃないかと言っていたら、ほんとに火事でした。国道のすぐ脇、人家だか倉庫だかの周りの茂みから煙が出てました。ちょうど現場を通ったときは消防車が二台でしたが、通りすぎると向こうから続々とやってきてましたね。パトカーももちろん。室戸警察とありました。写真は、カメラ取り出すのが少し遅かったので、現場を通りすぎた時に後ろ斜めに向けて助手席から撮ったもの。

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 国道(新道)から少し細い裏道に入って、旧道へ。港行く途中で車を止めて、魚屋さん「浦戸屋」さんで買い物。あとで寿司屋の大将が言ってましたが、今や魚屋はここだけだそうです。ここより高知市寄りに道の駅「キラメッセ室戸」というところがあり、そこにも漁港から魚下ろしてるということで、帰りに寄ってそちらでもいくらか購入しました。

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 寿司屋はその魚屋もある古いお役所の旧道の通りから住宅街に少し入ったところでした。立寿司(たちずし)。看板は「立寿し」ですが。田舎の猟師町のせいか、まあ正直小ぢんまりした間口の、昔ながらの寿司屋。八席ほどのカウンターと、反対にテーブルが三つほど置かれてる座敷。こちらは三人でしたが、休日ながらも13時頃で客もおらず、座敷でゆったり。やさしげなおんちゃんとおばちゃんのご夫婦がされてました。ちなみに奥に進んで左手にトイレがありますが、土間のようなコンクリ床の先に個室のドアがあるつくり。古い田舎の家の離れになってるトイレのように何故かドアの位置が異様に高く(土間から30cmくらいある)、お子さんを連れて行くなら一人でトイレには行かさないほうがいいです。上がりにくいから。

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 「海のまつたけ御膳」と言うのは、室戸の海産物ではそれなりに名の知れたナガレコを使った料理で、2014年現在九軒ほどの市内の店が協賛して売り出している料理。一人前で2,800円。店によって若干の違いはあるようですが、基本は室戸調理師会で決めてるようなので、ご飯類の違いくらいのようです。今回行った立寿司ではご飯の代わりは、写真のように「にぎり」でした。久しぶりの回らない寿司屋ですが、さすがに美味かった。軍艦巻きに乗ってるのがナガレコ。食べやすいように刻みが入ってました。たまごは厚いし、イカも海老も美味かった。

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 ナガレコはあわびの仲間だそうで、実際見た目もあわびを小さくした感じで、なかなかおいしいです。余所では「トコブシ」の呼び名が多いようで、Wikipediaなどにもそれで載ってますね。こちらはお刺身。右手のナガレコの身が無いのは食べた後だから(写真撮るの忘れて先に食べた)。刺身も美味かった(食感とかはにぎりと同じだし)。煮物にすると少ししまってコリコリ感があります(写真撮り忘れましたが煮物もありました)。時期によりますが、サワチ料理に入ってたりもしますね。市内でも出してる店はあるし、もちろん魚屋や市場に並びますが、昨今数も少なく何より高め。案外家では食べないものです。

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 こちらの写真は天ぷら。別におつゆがあって、それに浸けて食べます。ナガレコの天ぷらは多分初めてですが、これがまた美味い。ほどよく柔らくて、野菜のパリパリ感と食感の違いがいい感じ。私としてはにぎりと天ぷらが美味しかったので、立寿司の「海のまつたけ御膳」はお薦めです。まあわざわざ室戸まで来れるならですが。

 寿司屋の大将と親父が話してましたが、最近はやはりナガレコも獲れる量が減ってるそうな。昔はこういう時期になると、そこらの人がちょいと海行って獲ってきて夕食に並べるくらい身近なものだったそうですが、最近は減ってるのでそうもいかないし、いっぱい獲るのも漁業組合の関係もあって密漁扱いになることもあるし難しいのだとか。

 その流れで言ってましたが、昔は隣町だか隣の県辺りでそういうの獲ってきても罰金も安かったので若者が小遣い稼ぎでちょくちょく行ってたけど(罰金は経費みたいなものと)、今は厳しくて罰金も下手すると100万単位なのでみな止めてしまったそうな。その代わりに稼ぎになるのが、サンゴ。沖へ出てそこらで網を下ろして引きずるだけでひっかかって上がってくる。しかもそれが何十万、ウン百万になるというのだから、そりゃみな魚獲らなくなると。高知のサンゴといえば足摺岬のほうが有名だと思ってましたが、室戸の方でも取れるんだと驚きました。サンゴは高く売れるかもしれないけど、魚介類のように地産地消というわけでもなく、実際にその土地に根付いて売るには加工技術とかもいるので(足摺などはそういうことからしてたので加工品としても土産モノで売ってるけど、室戸で聞かないのは多分原料として売ってるからかな)、地元の観光としては特に絡まないし、取れなくなったらおしまいのような気もしますがね。

 食べ終わって13時半頃に店を出ました。ちなみに駐車場などはないので、どこに車を置いたかといえば、普通に路上駐車です。港の脇にずらっと車が止まってて、そこにそのまま止めてました。休みだということもあるでしょうが、まあほんと人通りもないところなので、全く問題なかったです。

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 写真は車を止めてたところから下に見える室津港。間が無いので不自然ですが、左右に分けて撮影した写真を連結してます。右端の階段上に若干路上駐車してる車が見えるかと。港にしては小さく見えますが、こちらは上地区で、右手奥から海に向かいますが、海の出入り口から写真の向いの森みたいなところの向こう側にも水路が伸びていて、そちらから左に入るとここの四倍くらいの港があります。下地区というのかな?室津港については、こちらに少し詳しく載ってました。歴史を見れば、江戸時代に捕鯨や鰹漁のために広げたとありますね。どうりでキラメッセ室戸のところに鯨館なんてものがあったわけだ。


 その後、帰るには時間はまだ早いので、このまま室戸岬に行ってみました。室戸岬行くのは多分二十年ぶりくらいです。もっともその時は通りすぎただけでしたが。続きはまた次回。

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