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『サイレントヒル リベレーション 3D』観賞

 昨夜、金曜の晩に観てきました。公式HPはこちら。きっかけは木曜にネットで、劇場公開の吹き替えはBD等には収録されないという記事を見たこと。いやだからというわけではないんだけど、それで公開いつまでだっけと思って調べたら金曜の19時10分の回が3D版最後だと知ったので。前作も劇場で観たし家に3D視聴環境は無いしで、これは観ておかねばなあと思い立ち、早速ネットで予約。予約済の席は二人だけで最後の日はこんなものかと思ったものの、当日は二十人くらいはいたかな。

 今回の映画はゲームの『サイレントヒル3』をベースに作られていますが、ちゃんと前作の映画『サイレントヒル』から続く物語になっています。
 父親のハリーと二人で新居に引っ越してきた少女ヘザー。二人は何かに追われるかのような様子で、彼女は度々悪夢にうなされる。サイレントヒルという名とともに。新しい学校では人を寄せつけない態度で自己紹介をし、もう一人の転入生ヴィンセントにもあきれられる。授業に向おうとしたヘザーは、ふと気づくと誰もいない校舎に立っていた。そこから、不気味な現象が彼女を襲う。悪夢と現実が入れ代わったかのような現象の中、ヘザーを探しに来た探偵は彼女の目の前で怪物に襲われ、家に帰れば父親がさらわれていた。壁に残された「サイレントヒルに来い」という言葉に、ヘザーはヴィンセントとともにサイレントヒルに向うのだが……。

 前作ではゲーム第一作や第二作の設定を借りつつ、設定を若干変更。養子にとった幼子が悪夢にうなされるのを解決しようと、彼女の夢に現れるサイレントヒルに、母親ローズが車で向うところから始まります。その後色々あってなんとか娘を救出、家に戻ったものの……と切ないオチが待ってましたが、その冒頭で置き去りにされたのが夫で、今回の父親ハリーなわけですね。ちなみにハリーはゲームの主人公の名前で、前作映画では違ってたのを、今回は逃亡生活で使う偽名ということになってます。取り戻した娘を守ろうと頑張る父ですが、カルト教団の魔手に悪霊(生きてるとも言えるが)の悪夢と、二重に二人は苦しめられ、逃亡生活に。ようやく16歳にまで育てたものの、ついにカルト教団の魔手が追いつき、父を助け出すためにヘザーはサイレントヒルに、そして恐怖の闇を抜け、謎を解きあかそうとする。最初から謎だらけの前作に比べると、ゲームをしてない人にしても前作を知っていれば大体予想がつく始まり方です。ローズも最初の方で回想シーンがありちょっとだけヒントを出していきますが、これも切ない。

 出てくるクリーチャーですが、ゲームでは人気のレッドピラミッドシング(通称三角頭)が前作に引き続き登場。今回は恐ろしげではあるものの、主人公を直に襲うわけではなく、ある意味キーパーソンに。他にゲームでは代名詞のようになってるバブルヘッドナースも登場。ただあまりエロスな感じはなく(かなり暗い登場場所も悪いけど、照明のせいだけでもなかろう)、個室で襲われるだけなのが残念。ゲームじゃ廊下の暗がりなどでも出会ったからなあ。
 他に映画オリジナルで蜘蛛のようなマネキンクリーチャーが出てきますが、これののっぺりした顔の部分とか制作過程?が一番ゲームのクリーチャーらしかった気もする。3Dも効果的でしたし。ライイングフィギュアみたいな気持ち悪さは少なかったですけどね。

 肝心の3D加減ですが、これ実はかなり厳しい。というのも、私の右目が白内障のせいでピントが綺麗に合わないので、3Dの見え方が甘いのと目や頭に辛いのもあって。町に降る白い灰や網目ごしのヘザーとかはよく分かりますが、3Dだから怖いかというようなシーンは、そもそも暗いせいもあってよくわからなかったり。3D作品もそんなに観てるわけではないせいか、凄さは分かりにくかったです。

 総評としては、面白かったけど前作ほどではなかった、かな。ラストの怒濤の戦いはなかなかでしたが、前作のラストバトルというか大虐殺も盛り上がってた。主人公ヘザー役アデレイド・クレメンスは上手かったし、ゲームのヘザーにそっくりで良かったと思う。肝心の吹き替えもまあまあ。そもそものきっかけになった劇場版だけの吹き替えですが、ヘザー役は物真似タレントの福田彩乃さん(知らないんだけど)。それほど違和感は無かったですね。若さはなかったけれども。もう一人、タレント枠で声優されてたのがあのGACKT。日本版のイメージソングも歌ってるそうで、その縁での配役かな。いつもの口調かと思ったら若干変えてたし、チョイ役だったので(とはいっても印象は深い)こちらもさほど違和感無し。契約とかの問題かしらないけど、GACKTは変えなくても問題なさそうな。

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