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「アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり」レビュー。

 PS Vita専用ゲーム「アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり」をひとまずクリアしました。難易度はデフォルトの中級。
 このゲームはPS Vitaと同時発売でローンチタイトル中でも期待度の高かった、PS3専用ゲームで有名な「アンチャーテッド」シリーズの最新作です。時系列でいえば第1弾よりさらに過去の話で、シリーズの前日譚なので邦題がこのような副題に。別に始まりってきっかけ話ではなくて、単に過去の冒険のひとつってだけですが。シナリオでは少し第1弾の主人公の立場や心境とかと絡めてはいますね。米の本来のタイトルは“Uncharted: Golden Abyss”。黄金の深淵てとこ? 公式サイトはこちら

 物語はアクション映画そのままで、『レイダース』と『ロマンシング・ストーン』とか『ハムナプトラ』の世界。それもあってか去年公開されたPS3「アンチャーテッド3」のCMではついにハリソン・フォードが出演しました(最初のティザー公開がシルエットでしたけど、どうせそうだろうと思ってたらやっぱりそうだった)。ハリソンはそれに引き続きこのVita版でもCMに登場したそうで。日本のファンにとって楽しいのは吹き替えのノリがまんまハリウッドのB級アクション映画だから。上で上げた中で言えば、主役のうさん臭さと超自然現象含めて『ハムナプトラ』に近いかな。

 主人公ネイサン・ドレイク(通称ネイト)は、豊富な考古学の知識と世界中あらゆるところを走破する体力で、遺跡にもぐっては宝物を探すトレジャーハンター。有名な海洋冒険家キャプテン・フランシス・ドレイク(実在の人物)の子孫を名乗り、その謎を追うことを人生の目標にしてきた(一応第1作でクリア)。今回はその知識を買われ、昔なじみのダンテの仕事に参加。彼に連れられてやってきた中央アメリカのジャングルで探索していたネイトはチェイスと名乗る女性に出会う。ダンテは彼女となにか含みのある関係らしい。しかしそこに元革命家のグエロ将軍がやってきて、敵対することに。ダンテの裏切り、グエロの部下との交戦。チェイスの祖父の集めた資料をもとに、二人は謎の部族の伝説にある黄金の都を探す。

 とにかくPS3でも楽しんだ大冒険が、ポータブルの世界でどうなったか。これがもう凄いとしか。背景とか凄すぎ。キャラのモデリングは若干いかにもCGクサいのですが、吹き替えのイメージで十分補えます。どうも二作目あたりのデータがもとになってるという話で、実際1作目よりは柔らかい感じ。元の製作はノーティドッグというこれで一躍有名になったメーカーですが、今作はその協力をうけてSCEベンドスタジオというところが開発。

 基本はアクションアドベンチャーなんでしょうか。走り回って崖を登り、敵を撃ったり殴り倒しながら、パズルを解いて遺跡を進んで冒険する。PS3のゲームなのでボタンとアナログスティック、時々ジャイロセンサーを使いましたが、Vitaになってスクリーンへのタッチやジャイロ以上に本体を振り回して使うことができるようになりました。
また難易度設定があるので下げれば攻撃は大体なんとかなるかと。もっとも銃撃戦はともかくジャンプなどは難易度関係ないか。まあジャンプに関してはVita版は大分簡単になりました。ボタン押してジャンプ以外に、飛び移れるところをタッチスクリーンでなぞるとその通りに進んでくれます。第1弾とか結構ジャンプのタイミング外しやすくて慣れるの大変だったなー。

 あと格闘攻撃途中とかでボタンでなくタッチスクリーンを使うようになりまして、ここだけちょっと大変。格闘始めたら最初のパンチからボタンよりタッチでやったほうがいいかも(接近するとパンチアイコンが右端に出てくるのでそこをタップ)。途中で、画面中央に出てくる「攻撃or避けるライン」をなぞるというシステムがあるので、少しでもタイムラグを減らせます。
 銃撃だと、アナログスティックで大体の狙いをつけて、あとは本体を少し動かして照準を合わせるなんてこともできるように(最初から本体であわせることもできるけど普通に身体を後ろへ回転させるくらい動かすので、スティック使うのが近道です)。直感的に操作できるので画面が小さくなっても狙撃が案外正確に。というか狙撃銃ドラゴンスナイパーが当たる当たる。毎回好きで使ってますけど、今回一番使った気がします。

 他には謎の遺物を見つけると土や汚れをスクリーンを擦って取り除いたり、遺跡の彫刻に紙を当てて木炭で型を映すのにもスクリーン擦ったりと、最初からわりとタッチスクリーンを使います。最初は邪魔臭いと思ってましたが、これもやってると案外楽しくなります。息抜きみたいなもので。またパズルにタッチ使えるのは大分楽でした。直感的に置けるのでこれはボタンよりずっといい。とりあえずどれもしばらくやってるとクリアできるくらいのものでした。

 パズルはさほど難しくはないですが、宝物コレクションを全部集めるのはちょっと大変です。普通に行かないところとかなにかの裏側にあったりもするので、直行してると見逃します。ただステージごとにお宝の詳細はわからずとも総数は分かるのでわかりやすいですし、撮り損ねたらまた行けばいいだけの話ですが。タイトル画面から好きなチャプターに飛べるので、チャプターごとに繰り返せば全部取れそう(取ったあと死んだりして他の面からやり直しても、取ったアイテムは残る)。PS3版ではチャプター長いし、いくつあるか分からないので結構面倒だったかな。

 今回、カメラ撮影(ゲーム内での撮影)とか狙撃で、Vita本体を動かす操作ができるのですが、これがわりと楽しかったですね。カメラを用意するとタッチ(表面でも背面)でズームインアウトができて、用意したところを基点として本体を振り回すと中の背景も多少上下左右します。好きなところでカメラ撮影してもいいんですが、その呼び水として見本の写真通りの場所を見つけて写真を取るコレクションがあります。これが結構難しい。ある位置に立つと、ふっと画面右にカメラアイコンが浮かび上がり点滅します。これが本当にちょっとだけなので、まず手帖を出して見本のモノクロ写真をよく見て、アイテムや地形を覚えて大体の場所を探さないと駄目です。走ってることもあるし撮影場所がそのままでは行けない場所だったりするので、カメラアイコンの点滅だけでは探しきれません。冒険に直接関係ないようなものですが、宝物や写真に寄っては音声説明があるものもあって、宝探しをしてる気分を盛り上げるにはいい演出だと思います。

 狙撃の場合はより重要です。戦闘は必ずあるし、素早く敵を倒すにこしたことはないので。もう一度詳しく書くと、狙いをつけるのは基本アナログスティックです。普段移動かカメラ視点操作ですが、銃を構えると一方が自分の(照準の)向きになります。そうして照準をつけるのですが、小さな画面で小さい敵やその頭部に照準を合わせるのは案外難しい。そこで大体敵に合わせたあと、本体を微妙に敵に向かせることによって、照準が小さめに動きます。これでヘッドショットも簡単。なお次から次へと敵が出てきてるとき、つまり次の敵への距離がほんの少し長い場合は本体を100度くらい回さないと駄目だったりするので、現実的に時間がかかりすぎます。そこでまたアナログスティック、微妙な差異を本体で、となります。もちろん近い敵同士なら、本体をあちこち動かしまくって撃つほうが速いことも。これはカメラ撮影も同じで、カメラを構えてから構図決めるときは、本体をカメラに見立てて向きを変えてシャッター(Rボタン)を押します。


 そんなわけで、クリアしてみればVitaらしい操作も結構楽しいものでした。FPSほど撃ちまくらなきゃいけないわけでもないのですが、それなりに難しい銃撃戦もあり、余裕でヘッドショット決めまくれる場もあり、トロフィー出すために相手に見つからず格闘戦なんてのもやったり。物語も、本編にちょっと遠慮したのかわりとおとなしめの最後だったし。いつ化物が出てくるのかと気が気でなかったのに(笑)

 PS3の本編も楽しいですが(おっとまだ去年出た第3弾やってないな)、こちらはこちらで続編を期待したいですね。

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