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『宇宙水爆戦』と日本映画のDVD。

 ついにあの『宇宙水爆戦』のDVDが発売されます。LDは買わなかったので、これは買うかな。長いことソフトが出ずに幻の映画となってましたが、二年前にNHK-BSで放映されました(録ったと思うんだけど……)。
 まあ予告編からもわかりますが正直映像は今となってはショボいし、以前見た雑誌のレビューでも「歴史に残る印象的なメタルーナミュータントだが、出るのは最後だけ」という出落ちからして多大な期待は禁物ですが、オールドSF映画ファンなら一回はちゃんと見ておきましょう。

 で、そこからリンクを見てると、なんとこの年末あたりに60年代から80年代あたりの日本映画がどしどしDVD化されます。もちろん初めてのものもあるのですが、とにかく濃い。いくつか見たもの見てみたかったものを上げてみましょう。

 まずは『吸血鬼ゴケミドロ』。何年か前にDVDが出てますが、再販で少し値引きされてます。内容はホラーですけど、一応SF映画でもありサスペンス映画でもあります。ハイジャックされた飛行機が謎の物体に衝突し不時着。生存者たちの中のテロリストは逃亡するが、途中円盤に誘い込まれゴケミドロに寄生されてしまう。彼は吸血鬼となり、生存者達を襲い始める……。途中地味な展開ではありますが、生存者たちのエゴとラストシーンが実に良いです。最後のセリフとかは『世界大戦争』のラストとも通じる無量感がありましたね。

 「あの頃映画 松竹DVDコレクション」の一つとして再販されますが、このシリーズは他にもいろいろと傑作、異色作があります。3本買って応募券を送ると厳選30枚のDVDから一枚もらえるキャンペーンというのもやるそうです。欲しいもの三枚くらいはあっさり見つかるので買おうかなー。正直ワーナーとかに較べるとまだ高めなので、三枚分で四枚買うと思わないと安くは感じないかも。BDでもこれ一枚より安かったりするからなぁ。
 つかHDニューマスターだそうですが、それならBDで出せといいたい映画がちらほらあるんですが……。


 とにかくまずはコレだろうというのが、『震える舌』。公開当時こわーい予告編をTVで見て、これは観たいけど観られないなと思いました。のちに内容を聞いて仰け反りましたが。え、難病の闘病記? どこがだ。と言いたくなる予告編でした。コピーが「おいで、おいで・・・幼ない娘・・・。彼女はその朝、悪魔と旅に出た。」ですよ? それでこのタイトルであの予告編で、どこをどう見てもホラー。野村芳太郎監督といえば、松竹版『八つ墓村』の監督ですのでまあ納得というか、あれがあるからホラーと信じてました(『八つ墓村』は劇場で観ましたが、しばらく夢でうなされるくらい怖かった)。これも通して見てないので、買うかなぁ。正直何度も見たくなるとかコレクションしたくなる映画ではないと思いますが。
 ある日、幸せな家族を襲った出来事。幼い娘が破傷風にかかったことによる看病と苦難の始まり……。

 『吸血髑髏船』。『吸血鬼ゴケミドロ』や『マタンゴ』はカルト映画でもまだ名が通ってるほうですが、こちらはもっとマイナー。というか私もまともに見たことないです。ネットで見た限りでは、ホラーといってもドクロが派手に襲うようなものではなく、復讐譚にホラーサスペンスが混じった感じでしょうか。モノクロで映像がシャープなのもあいまって若いころの松岡きつこがかなり褒められているので、一度は観てみたいところ。今回一番凄いと思ったのが、これのジャケット。どこのハイレベル洋画ホラーかと思うような写真で、これは知らないで買ってだまされる人がでそうだなと思いました(笑)。というかあまりにカッコいいので私も「え?これ、あの吸血髑髏船?」とだまされそうになりました。
 洋上で海賊に客船が襲われる。乗客と新婚の船医夫婦も無惨に殺され、海賊たちは逃亡した。数年後、殺された妻の妹は恋人とともに事件に巻き込まれる。海に浮かぶは無惨な姿の無人船、それはあの客船だった。

 一方、日活は来年2012年9月に100周年になるそうです。で「日活100周年邦画クラシック」というDVDシリーズを展開するそうです。松竹より低価格で、時代の幅が広くバラエティに飛んでる様子。まあ日活なので、SFとかホラーでは期待薄(え、『ガッパ』? 出るかなぁ……日活唯一という特徴はあるが)。まだ該当作品はわかりませんが、とりあえずGREAT20として発売中やら予約が始まってる中から。

 『木曜日のユカ』。伝説的な加賀まりこ主演の映画。若き加賀まりこが物凄い美人。で、時代的にも異色のヒロインがすばらしい……と聞きます。これはまったく観てないので紹介のしようがありませんが、大分安いのでこの機会に買っておくべきか。

 『殺しの烙印』。これも伝説的な一本。鈴木清純監督のフィルムノワールの傑作──という話。これも観てみたいと思いつつ未だに観てなかったので、ちょっと欲しい。
 プロの殺し屋でNo.3と言われる主人公、ある仕事のさなかNo.2とNo.4らに襲撃されるも組織の男とともに切り抜ける。その後ある四人を殺す依頼を受けたが、その依頼に失敗する……。

 『危いことなら銭になる』。殺し屋たちが右往左往するコメディアクション映画。だそうですが、これも未見。あの都筑道夫の原作の映画化だそうなので興味津々。同じ都築さんの原作の映画化『殺人狂時代』と並び称される映画ですし。
 エースのジョーならぬガラスのジョーとその仲間たちが殺し屋たちと争いつつ、設け話に手を出して……。宍戸錠が売れ始めたころの代表作とも言われます。


 ところで日活のほうで気になることが。あの『幕末太陽傳』のデジタル修復版が劇場で公開されるそうな。12月23日より公開だそうですが、当然の如く地元の予定は無し。トホホ……。これはBDになるかなぁ。なってもおかしくない映画だと思うんですが。

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