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REGZA 26RE1の設置あれこれ。

 先日(父が)一階の食卓用に購入したTV、REGZA 26RE1。置くだけなら簡単ですが、実用にはいろいろと面倒なことをしなければなりませんでした──ので覚え書き。

 26インチの液晶TV。当然ながら大きめのわりにブラウン管とくらべてはるかに軽く、箱から出すのも楽でした。スタンドはオーバル型で特に角度調整などの機能もなく、TV本体を差してそのままネジ2本で固定するだけ。なのでプラスドライバーを用意しておく必要があります。サイズは1だったかな。
 本体のフレーム(ワク)やスタンドにはビニールが貼ってありますのでその後剥がしますが、REGZAのフレームは艶ありプラスチックなのでホコリ汚れが目立つのがネック。うちはスタンドのは剥がさず置いてますが、ホコリのついたフレームとの見栄えの悪さはどっちもどっちか(笑)

 前に置いてたTVは21インチのアナログTVでしたが、BSアナログチューナー入りだったのでアンテナはUV/BS分波器経由で接続してました。それで液晶TVにもそのままつなげます。電源ONしたあと、地域などの基本設定後、自動設定されたチャンネルを見ていきましたが、ここで最初の問題が。UHFなども同様ですが、特にBSの電波が弱い。二三のチャンネルがまともにつかないのです。

 NHK-BSの1と2、そしてNHK-hiの三局が全く映りません。他ではBS日テレも弱くてノイズが。実はアナログのときからBSは弱くて、いやそれをいったらどれも弱かったので、壁の中を這ってるケーブルでかなり減衰してるんだろなと思ってたのです。築後約30年なので、おそらく壁の中のケーブルはまず間違いなく5C-2Vあたり。
 地上波はアンテナ強度は推奨にギリギリ足らずだけど普通に映るし、殆どのBSも同様になんとか映ります。とりあえずせめてもと、壁まで伸ばしたケーブルをBS対応の5C-FBに変え、壁のアンテナ端子が昔の同軸ケーブルを剥き出しでネジで止めるやつだったのでこれも(ついでにノイズ対策の施されたシールドタイプの)TVコンセントに変更(メーカー違うけど、こういうやつ)。工作はこのページのと同様。そしてBS/CS用ラインブースターも買ってきました。

 一階の壁のコンセントとケーブル変えでどうなったかといえば、視聴域では正直それほど違うかは不明。ですが机の裏にあったせいもあり、近辺はほこりだらけ。同軸ケーブルを外すときに剥き出し線がほこりでショートして火花散ってたくらいなので、コンセントタイプにはしてよかったかと。電気のコンセントのほうもかなりほこりかぶってたし、いわゆるトラッキングで火災になりかねなかった(電気のほうもつけてた延長コードをトラッキング対策のものに変更)。机の陰になってなければそれほどほこりもなかったでしょうが(広い場所なら風があるのでホコリがたまりにくいし、見つかるから掃除も可能)、古い家のひとは気をつけましょう。

 壁の中のケーブルも引き抜けないか試してみましたが、どうも難しい。一階からのケーブルが付いてるであろう二階和室の中継器のところで調べてみたけど、昔のつくりなのでコンセントの裏のボックスからケーブルが鋼管の中に入ってるみたいで(最近は蛇腹のプラ製が多いが古いので鋼管)、硬いのもあって途中でひっかかる。そんなわけで壁内ケーブルの交換は断念しました。

 とりあえず買ってきたラインブースターを一階で取り付けてみることに。しかしTVコンセントの側でもTVの分波器の前につけてもアンテナ感度はあがらず、ほぼ無駄。しかもつなぐとなぜか映像が消え(BSでも地デジでも)、TVの表示で「ケーブルがショートしてます」と出てブースターの通電ランプも消える始末。

 ちなみにラインブースターは入力と出力がはっきり別れていて、出力側のTVから電源もらって可動するようになってます(普通のブースターと違い、別電源はいりません)。で、通電していればランプがつくようになってるんで、入力と出力をまちがえるとランプがつかないからわかりやすいんですが……ケーブルをまちがえずにつないでも消えるという不思議。作り直した壁までのケーブルに問題があるのかと思いよく見てみたけど問題ないし、実際壁の前まで伸ばしたケーブルを壁から外して先にラインブースター付けるとちゃんと電通ランプはつくので、どうも壁の中から先でどうにかなってるみたいです。しかしそこがショートしてたら、そもそもTV映らない気もするんだけどなぁ……。
 試しに二階の親の寝室で壁コンセントとTVの間に挟んでみたところ、ショートなどもなしで完全に可動し、アンテナ強度もちゃんと上がってました(REGZA Z7000でアンテナ強度は3~6くらい上昇)ので、ラインブースターに問題はなさそうです。

 ──あとで調べてたら2ちゃんねる情報で、「天井裏とかに、超古いフィーダ線にも対応してる(=整合器内蔵)分配器なんかがある場合、電源供給するとショートするらしい」という書き込みが。とすると二階和室の中継器自身があやしいですね。同軸ケーブルを剥き出しでつなぐタイプですが、ああいうのはフィーダー線も繋げられるから。 二階寝室は以前コンセント型に変えてますし。

 ともかくそのときはよくわからなかったのでショート問題はとりあえずあきらめて、こりゃどうも屋上からもう一本分配でケーブル直に垂らしてなんとか屋内に入れて直につなぐかなーと思ってたのですが、そこで思い出したことが。

 そもそもブースターは電波の強い状態で上げるのが基本。つまり一番上のアンテナに近ければ近いほどいいわけです。実際、アンテナの下で屋外ブースターをすでに使っています(うちは三階建てなので、アナログ時から既に使用中)。減衰しまくったうえでTV直前に入れても、必要分までゲインがあがらない(単純に言えば、入力の何%分を上げるのだから、元入力の数値が少ないと上がる分も少ない)。そこのTVでまともに映っている状況で、そこでビデオ用とかに分配でもしないかぎりTVまわりで使う意味はありません。

 うちは屋上からそのまま壁の中にケーブルが入って各部屋へ伝わってるためアンテナに近い場所でのブースター使用は最初からあきらめていたのですが、そこでひらめきました。

 アンテナ下からの同軸ケーブルは屋上横から壁に入り、二階寝室が最初の中継器。そこから横にのびて二階和室の中継器につながり、さらに下にのびて一階居間の端末でおわりです。このラインでは現在二階和室は倉庫代わりになってるのでTVを使用していません。今回一階と同じく剥き出し同軸ケーブル装着の端子をTVコンセントに変えようとおもって外してたのですが、そこで、TVを使わないなら直にケーブルひっぱりだして中継器外してラインブースターを挟んでみたらどうか?

 さっそく剥き出しの同軸ケーブルを整えて双方にF型端子(ねじこむやつね)を付けてラインブースター挟んでみました。工事したひとがどっちが二階でどっちが一階かわかりにくいケーブルの装着してたんですがちょうどラインブースターの通電ランプでこれも確認できました(ボックス内で下に向かってるケーブルが二階寝室で、ボックス内で上に向かってから外で下に向かってるケーブルが一階行き。なんでこんなややこしいことになってるんだか)。

 で、結果、まともに映りました! 一階ではブースターつけてもアンテナ強度はほぼ上がらなかったんですが、二階和室に着けたラインブースターが仕事してアンテナ強度が33程度だったものが46~50近くくらいに大幅にアップし、NHK他3チャンネルもしっかり映るように。ブースター前の二階寝室よりも高いです。いやー何度も各ケーブル先にF型端子つけたりして苦労したかいはありました。

 これでめどはついたんですが、一階では地上デジタル波も推奨より弱めなので、いま映ってるとはいえノイズが入ることも予想されます。なのでBS用ラインブースターはやめて、地上デジタルとBSデジタル一緒のブースターを買うことにしました。もともと二階和室にもTV置いてたのですぐ横に電気のコンセントもあるし、電源も問題なし。一万円超える地元の店よりもamazonが圧倒的に安かったので、注文しました。明日あたりくるでしょうが、それまではBSが三局ほど見られない程度で我慢。

 さて、二階和室の中継器は外したので、壁にはぽっかり穴が開いてそこからケーブルが二本出てます。これを埋めるため二個の穴開きコンセントプレート絶縁取付ワク電話線出し用の丸穴チップ二個を購入。F型端子を一旦外し、穴やプレートを通して再度装着。壁から二本の同軸ケーブルを出した状態で今は中継ネジでつないでます。見た目はイマイチですが、ここで人目に触れずブースターさんには仕事してもらおう。

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 写真が現在の状態。わかりにくいでしょうが、上の穴から出てる金メッキのF型端子つけてるケーブルが二階寝室からのもので、下から出てる銀色のF型端子つけてるのが一階とつながってるケーブル。今は金メッキの中継コネクタでつなげてあります。ブースターがくればこの間に入る予定。あと、中継器外してこうして直につないだ状態でもNHK等が──ノイズだらけで音飛びしまくりですが──一応映るようにはなりました(以前は完全にブラックアウト)。ということは、アナログの時も古い中継器がかなりの問題だったのではないかな。二階和室と一階と二つあったので、信号の損失もかなりのものがあったのか……。

 あとはLANケーブルをどうするか。RE1はDLNAクライアント機能もあるので、ネットは見ないけども階上のTV等ともつないでいつかはDTCP-IP対応のサーバー機能ありのLAN HDDを入れたいところ(サーバー機能のあるレコーダーでもいいが)。うちは鉄骨コンクリート三階建てで無線LANは厳しいため三階と二階は階段の壁をはわせた有線でつないでるので、また面倒でも二階のハブから一階までそのうちつなぐかな。

 結論

 1) ブースターはできるだけアンテナに近いところに置け。壁内に入らずとも壁の外に出せるところがあるなら、見た目が悪くてもケーブルひっぱり出してそこに置け。但し電源を要確認の上。電源なければラインブースターで。

 2) 壁の取り付けはTVコンセント型にしとけ。同軸ケーブル剥いて直につけるタイプやフィーダー線つけるタイプは駄目。特に20年以上前のものは問題か。TV使わない部屋ならいっそ中継器を外してF型端子と中継接線つけてケーブル直につなげとくほうが損失も無くていい。

 3) 同軸ケーブルはできるだけF型接線でつなげ。ネジこむタイプだと抜けにくく信号の損失も少なくて、なお良し。L字型ソケットは狭い場所でも使いやすく抜き差しも簡単だが、安物は圧が弱くて抜けやすいので注意。F型端子につけるL字型変換アダプタもあるので、既にF型端子ついてるケーブルでもそのまま使用可能。

 4) ついでに、どうせ引くならそこそこいいケーブルにしとけ。最低でもBS/CS対応の5C-FB以上。あとで困る。TVとレコーダー等の短い間や分波器程度なら柔らかい細めの4Cケーブルでも十分かな。

 5) 無理に高い器具を買わずともペンチとニッパーとカッターがあればケーブルの工作はできる。が、ケーブルストリッパーはひとつあると便利。ちょくちょくケーブル自作することがあるなら。


 ちなみに三階にある私の部屋にはBSアンテナつけたときに(二十年近く前か)アンテナ下で混合、分配した線を直にひっぱってるので、今のところブースターの必要はなし。ケーブルも5C-FBだし。デジタルでも大丈夫でしょうが、いつかレコーダー増やしたりで複数分配になったらまた考えた方がいいかもしれません。うちの部屋ならブースター置くのも簡単ですが、電源が問題かなー。コンセントほんとに足らんのでタコ足配線なのよ……。

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