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『メトロポリス』……完全版?

 イレギュラー・エレクトロンさんとこで知りました。

 SF映画史上最高傑作のひとつと言われているフリッツ・ラングの『メトロポリス』。その完全復元版というものが、Blu-ray Diskで発売されるそうです。amazonでは26%引きで予約中。それでも5,284円で、最近の低価格化に逆行してますけど。

 よく知らない人のために簡単に説明すると、映画史上の黎明期(もちろん無声──サイレント映画のころです)、1927年にドイツ(正確にはワイマール共和国時代)で製作されたそれまでにないほどの大作SF映画が『メトロポリス』です。監督はフリッツ・ラング。原作で小説版も書いたのは当時の妻のテア・フォン・ハルボウ。
 お話は今となってはわりと単純なのですが、当時としても重厚な美術や世界観は世界をあっと言わせました。ただその反響のほとんどは、実はアメリカでずたずたに編集された超短縮編集版によるもので、実際私が昔見たものも90分ほどのものだったと思います。ドイツでの初公開時以来、本来の長さのものはすでになく、それから数回見つかったフィルムを付け加えての再編集版やらが公開されたものですが、2008年、それまでにない長い時間のフィルム(16mmポジだったそうですが)が見つかり、新しい編集版への期待が高まっていたとか。

 それが今回、復元編集HD化されて、BDで無事に発売されることになったと。それまでの最長より30分ほど長く、約150分(米wikipediaには153分)。日本の販売は紀ノ國屋書店。よくやった! といわけでこれは買うしかないですね。いやまあ古い映画ファンとかSF映画ファンならですが。

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