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はやぶさを支えたひとたち。その他ニュース。14日、追記。

 ASCII.jpにて、はやぶさ帰還直前に各関係者へのインタビュー記事が出ていました。

 『祝帰還!「はやぶさ」7年50億kmのミッション完全解説【その1】』

 こりゃまたすばらしい記事です。
 よく帰還直前の忙しい時期に、ロングインタビューなんてしたもんだけど(笑)

 特に2ページ目から始まる「はやぶさ」計画の発起あたりは、NASAに考えていたミッション全部持ってかれる焦燥感やら、まだ誰もやってないことに挑む覚悟やら、ほんとに凄い。「ただ面白くないですよね」という言葉の、なんという重み、そして凄味。

 あと、同ASCII.jpでの帰還時のニュース『【速報】「はやぶさ」帰還! ウーメラ砂漠にてカプセルも確認』の写真についたコメントでは、國中先生が「國中“こんなこともあろうかと”均教授」って書かれてる……いーのか、そのノリ(笑)

 いずれこの帰還後の記者会見も記事になるんでしょう。
 無論上の【その1】には【その2】が続きますし、今後の記事にも期待が持てますね。


 その後のはやぶさニュースですが、昨夜、はやぶさが最後に撮った地球の写真もツイッターで話題になってましたが、それについて。ちなみにツイッターで流れてるのがこれ。下がグレーの帯になってるのは、信号がちゃんと届いてないから。

 読売オンライン『「はやぶさ」最後の力で撮った故郷』
 河北新報『突入直前、地球を撮影 はやぶさ最後の1枚』。河北新報の記事は共同通信かな。西日本新聞などもほぼ同じ。

 深夜になにやってんだ(笑)。仕事はえーよ、みんな。TVもこれくらいやってくれたらねぇ。やはり映像や音声というのはインパクトあるので、「はやぶさ」のことあまり知らない人へはTVのほうがいいんだけどね……と思ったら、日テレNEWS24で、今(朝の4時半)やってた。ちょっとだけだったけど。

 リエントリカプセルをまっすぐ分離するため、はやぶさのカメラは前を向いていません。はやぶさのカメラはセンサー等とともに下部に装着されており、二台の光学カメラももちろんそこに。そのためリエントリカプセル分離後、二時間かけて180度回転させました(って、あれ? 90度じゃないのか?)。しかもその姿勢制御が、あのイオンエンジンの推進剤の再びの噴射というのがまた。燃えますね(イトカワからの復路で、姿勢制御のために編み出した技です)。
 そうして5、6枚撮影したものの最後に来たのがこの写真だったそうです。ホントのホントに最後の一枚だったんですね。通信途中で信号途絶したのは再突入での熱のせいかな(撮影後データ送信中に地球の影に入って太陽電池がくもり、日本との通信が途切れたそうです。それで下がグレーに)。

 きっとこれも漫画や動画のネタになることでしょう。いや、私なら使いますね。絶対。

 海外ではBBSが早くもTVニュースで取り上げていました
 なんとも熱心に語ってますね。英語に堪能でないのでよくわかりませんが、動画を見ると(再生すると最初に広告動画が流れます)はやぶさの偉業を男性が女性に説明しています。日本のニュースで淡々と結果だけ語っていたのとはえらいちがいだな。


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 ……そーいや、もうもとに戻ってますが、昨夜いつからかは知らないけど(Irongear BBSで自分で書いてたけど、少なくとも12日にはもう変わってた。大ボケか)、Googleの看板がはやぶさモードになっていました。もちろんクリックすれば、『はやぶさ(探査機)』でググッてくれました。
 日本版だけなのか英語版もそうだったのかは知りませんが、グッジョブ!


 14日の昼、追記。

 ASCIIの記事、連続して【その3】まで出てました。ちなみに【その2】は上にもリンク書いた『【速報】はやぶさ帰還! ウーメラ砂漠にてカプセルも確認』だった模様。
 完全解説【その3】は、
 『祝帰還!「はやぶさ」7年50億kmのミッション完全解説【その3】
 ついにたどり着いた小惑星イトカワが「ラッコ」だった件について』


 あと、帰還前にTVニュースで流れないなあと思ってたのは一部誤解だったみたい。NHKや民放の一部でいくらか流れてたものが、Youtubeに上がってました。そこから比較的長めのニュースを貼っておきます。

 タイトルからすると、19時のニュースか……その時分は帰宅してベッドでばったんきゅーしてたので、見てなかったわ……。他にもいくつかあるので、短いけど一応の義理は果たしてたか。しかしそのわりには、リアルタイムでテロップも流れないわ、特番もないわと、やっぱり扱いが小さいなぁ。


 あと、ここ数日『翻訳こんにゃくお味噌味(仮)』という翻訳系サイトにて、海外の天文ファンがはやぶさについて掲示板に書きこんだ内容を翻訳し記事にしています。
 現在は、『はやぶさ-地球への旅に出発(2005年11月28日~2006年末まで)』『はやぶさ-地球への旅に出発(2007年~2009年2月)』『はやぶさ-地球への旅に出発(2009年11月~2010年6月12日)』の三つ分の記事がありますが、あちらにも13日の帰還時、熱狂する様子があるなら翻訳してほしいものですね。


 そういえば、松浦晋也さんのブログにて、はやぶさを迎えに行った時の状況がUPされていました。
 『見たぞ、はやぶさの凱旋(確定版)』

 この記事のラストに意味深な言葉が書かれてるわけですが……その答えは以下に。


 最後に紹介する記事は、はやぶさの成功を無に帰するかのような……。
 『はやぶさ、後継機の予算3000万に縮小…着手できず』
 ……最初の仕分けのときに確か削られた分のしわよせが来てるんだっけ(まあ自民のころから縮小の一途だったわけだけど)。いやもうほんと、外国に無駄に金ばらまくなんてことするなら、世界に認められる自国の技術を保護、発展させるほうに金使えよ……世界一が必要ないなんていうやつが大臣になる政権じゃなぁ。

 松浦さんのブログのちょっと前の記事『オカエリナサイ――南オーストラリア・ク-バーペディにて』にもありますが、日本人が熱しやすく冷めやすいのは確かだし、国家がこういう実利がすぐ出ないところには金出さないのも昔から変わらん。はやぶさの子孫たちが誕生、活躍をするか否かは、ここ数年にかかってるので、なんとか予算もぎとってほしいものです。JAXAは寄付とか受けつけないらしいから、民間からできることは政権に圧力かかるようなことくらいだしー。みなさん、選挙にはいきませう。

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コメント

 こんにちは。感動しましたね。
取り急ぎ、今の所一番の写真を撮った方のサイトです。
痛い目みてなんぼ
http://winning-limited.cocolog-nifty.com/

投稿: 神子秋沙 | 2010/06/14 21:35

 こんにちはー。

 おおっ、この方の写真は、もしや朝日新聞のやつですね? ということは朝日の特派員の方なのかな。
 教えてくださり、ありがとうございます。

 ほんと凄いな。殆どが手前にいて撮っているのに、この人のは横からで航跡がより長く取れているし、天の川の入った構図も明るさも、全てグッジョブ。
 場所取りが完璧だったわけだけど、それでも一発撮りでこうも上手くは撮れません。

 ある意味、空撮で撮ったNASAのビデオよりもずっといいってのがまた(笑)

 「はやぶさ」、よかったね。

投稿: やずみ | 2010/06/14 22:10

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