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夢(に)見る? 触れる怪獣、恐竜ライブ。

 円谷プロダクションが、既存の怪獣着ぐるみの数倍の大きさの巨大な着ぐるみ「で怪獣」を製作、そのテスト映像をYoutubeにアップしています。

 試験初号機は『ウルトラマン』でデビューした古代怪獣ゴモラ。身長(頭頂部までの高さ)3m、体長(頭部から尻尾まで)6mという大きさなのに入る人は一人。大きさのわりに軽やかに動き、アゴが自由に開く口からはスモークを発射します。目が光り、吼えるのは自動でしょうけど、開くアゴやスモークとかは口で操作するスイッチでもあるのかなぁ。

 ソースはGigazineさんとこの記事

 一応うちでも動画貼っておきます。HD解像度で見たければ、Youtubeのページに飛んで下さい。

 軽量化のための素材のせいか表面はやはり既存の着ぐるみほどのリアルさは感じられません。動画でこれだと、直に見たらもっと軽めに見えそう。表現でなく骨組みそのものっぽく見える首や腕のしわなどからして、表面は布状の素材かな。さほど表面処理を重くしなくても見られるのは元のデザインからしてしわ状のゴモラだからで、他の怪獣だとかなり表面のゴワゴワ感出すのは難しそうですが。

 こういう機械仕掛けで生き物っぽく動く動物や恐竜は、アニマトロニクスと呼ばれてます。遊園地等でもときどき置かれてますが、基本的に据え置きですね。それもそのはず中はかなりメカニカルで相当の重量があるのが当たり前です。元は映画のギミックですが、近年は催し物の方面で独自進化してきました。今回の「で怪獣」も基本的に催し物で使われるそうです。まあ実際の特撮で使うには、ただ大きくても特にいいことはそうないですし(耐久性や表面処理他でバトルしにくいし、ミニチュアとの協調性も取りにくいでしょう)。

 今回の「で怪獣」は円谷プロが独自に開発したアニマトロニクスの技術だそうです。

 ただ、Gigazineさんの記事では特にリンクされてませんでしたが、実は数日前に同じようなものをネットで見ました。それがHiroIro.comさんとこの記事「超リアルな恐竜さんたち」です。

 動画はこちら。

 正直言いますと、ちゃんとショウとして作ってあるので当然ですが、こちらのインパクトは「で怪獣」以上です。修練のたまものでしょうが、とにかくその動きがリアル。表面処理も秀逸で、そういう生き物としか見えません(まあゴモラと同じく脚の間に人間の脚が見えるのがご愛嬌ですが)。
 あとで出てくる巨大アニマトロニクスもまた凄い。こちらは大きいので着ぐるみではなく通常のアニマトロニクスですが、土台付きで動かしてるとはいえ、脚の動きは普通に歩いてるように見えるし、首振ったりアゴ開いたりがスムーズで以前地元で見た体長3mほどのアニマトロニクスとは別物です。まあかけたお金とか内部構造(デジタル技術も含めて)が全く違うのでしょうが。

 動画の左上にZDFとあるので、製作者はどこか知りませんが番組はドイツのですね(ZDFは第2ドイツテレビというあちらの公共放送)。UPしてる人もドイツ。元の動画サイトでのタイトルは“Dinosaurs - in the realm of giants (Ensemble) at german TV-Show Wetten dass...!? ”

 時期的に円谷さんがこちらの技術を参考にしたとは思いませんが、多分どこかで同じような仕組みがすでにあるのでしょう。その進化の系統が、ドイツのと円谷さんとこで違うってだけじゃなかろうかと。で、円谷さんとこのはドイツのよりもずっと大きいので、軽量化のために色々と犠牲になってるところもあるだろうし(表面処理とか)、なにより恐竜と怪獣ではスタイルがまるで違うので、そこらへんを見ないと単なる剽窃にされかねないなぁと思った次第。
 まあゴモラも元のスタイルより尻尾が大きくなり、歩くときに恐竜のように尻尾でバランスとってるのは笑いましたが。そりゃこれだけトップペビーなものを動かすんだから、バランスは必要だわな。惜しむらくは頭はほんの少し動くけど、腕が動かないところかな。デモ用の怪獣だから気にするほどのことではないかもしれないけど。
 本当はゴジラを見てみたいけど、尻尾が大きくなって前かがみで動くゴジラはゴジラザウルスくらいでいいかなとも思ったりしないでもない……。

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