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NHK-BS2で『まぼろしの市街戦』放映。

 フィリップ・ド・ブロカ監督の傑作『まぼろしの市街戦』がBS2の衛星映画劇場で放映されます
 明日6月26日(金曜日)の午後、時間は13:00~14:43です。見られる環境の方には是非お薦め。

 第一次大戦中のフランス片田舎にある村。退却する独軍の置き土産の時限爆弾を探すため、英軍から一人の伝令係が送られてくる。疎開した村人たちの代わりにいすわっていたのは、外れにある精神病院から抜け出した入院患者たちだった。奇妙な患者たちに王様として祭り上げられる伝令係。見つからない爆弾。やってくる英軍と独軍の戦闘が迫る。軍隊と患者たち、はたして本当におかしいのはどちら?

 昔LDは買いましたが、DVD出てるの知らなくてそちらは買ってません。ううむ残念。今じゃプレミアもののようです。

 もひとつついでに。
 7月1日の21:00~22:39に放映される『荒野の決闘』もお薦め。ジョン・フォードの傑作西部劇で、かの有名なOK牧場の決闘を描いた映画ですが、どちらかというと撃ち合いより男女の愛情とかをメインにしてます。原題は『いとしのクレメンタイン』だし。クレメンタインはヒロインの名。主演はヘンリー・フォンダ、共演はヴィクター・マチュア(『サムソンとデリラ』のサムソン役。あれも面白かった)。ちなみにヒロイン役はキャシー・ダウンズですが、これ以外まとも役で名前見たことない(笑)。綺麗な女優さんでしたが。もう一人のヒロインは妖艶な酒場女でドクの愛人チワワ役のリンダ・ダーネル。

 ワイアット・アープとその兄弟が率いる牛の群れ。通り掛かった町トゥームストーンで、何者かに弟を殺され牛を奪われる。ワイアットは復讐のためそこの保安官になる。町で出会ったギャンブラーで酒飲みのガンマン・ドク・ホリディと奇妙な友情を育み、彼を追ってきた女性クレメンタインに恋心を抱く。やがてクラントン一家が犯人だとわかり、彼らとアープ兄弟、そしてドクは、決闘することになる。

 勇ましい邦題とはうらはらに、叙情的な映像、音楽と、純情な主人公という、どう見ても西部劇に似合わぬ話ですが、ロマンティックでよい映画です。ちなみに主題歌『いとしのクレメンタイン』は、聞けばすぐわかる日本でも有名な歌の元曲。なんで日本でまったく違うあんな歌詞つけたのだか。もともとゴールデンラッシュ時代の歌で、日本で言うなら、古い民謡をテーマに添えて時代劇つくったようなもんですね。

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コメント

 『まぼろしの市街戦』、面白かったです。オシャレとも泥臭いとも軽妙とも苦みばしったともつかない、初めての不思議な味わい(笑)でした。

 『荒野の決闘』も観ますね。と言うか同作を含め、来週のBS2は(未見の)観たい映画がわんさかです(笑)。
 セルジオ・レオーネ西部劇が二本、『シェーン』、ピーター・ジャクソン『さまよう魂たち』、『荒馬と女』、『7月4日に生まれて』と……。

投稿: 翡翠 | 2009/06/28 00:15

 お気に召したようでなにより。私もこれ大好きなので。フィリップ・ド・ブロカ監督の映画はこれと『カトマンズの男』を半分程度見ただけなので、できれば他の映画も見てみたいです。DVDかBDで出るといいんですけどねぇ。

 今月は確かに他にもいい映画ありますね。『シェーン』も随分観てないので観るかな。あと『荒馬と女』も。クラーク・ゲーブルとマリリン・モンローの遺作で、さらに監督がジョン・ヒューストンで脚本がアーサー・ミラーというある意味物凄く豪華な映画です(内容は派手なものじゃない)。音楽がまたいいんだー。──こればっかですが、いい西部劇は本当に音楽がいいんですよ。テーマ曲などがのちまで残りますからね。

投稿: やずみ | 2009/06/28 23:15

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