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iPod と ITunes。「ポータブル機についての想い出」付記

 中学一年の甥(弟のほう)が正月にiPod nanoを購入しました。
 彼が使ったミュージックプレイヤーは彼の父からもらったMDプレイヤーくらい。しかもミニコンポという録音機器はあれどその手の技能が圧倒的に不足した家で(しかもCDを買うこともない)ほぼ音楽を日常的に聞いたことがないと思われます。無論パソコンにもうとく、しょうがないので私がいちいち出かけてソフトのバージョンアップ等してるわけですが……。そんなわけで今回はiPod nanoのセッティングのお話。

 私はiPodについては、名前以外殆ど知りません。いやそれを言うなら昨今のHDDやメモリ主体のポータブルミュージックプレイヤーはみなそうですけど。SONYのウォークマン世代ですが、カセットからMDに変わったあたりでポータブル機器の線が途切れてます。中三あたりで初めて買った初のレコーディングウォークマンが最初で、最後はDENON(まだデンオンと呼ばれてたころ)のMDレコーダーです。それが壊れたころには自家用車の運転が主になったため、選曲してCD-Rに焼いて聞くようになりました(カーナビがCDチェンジャー対応だけど、メモリやHDD対応ではなかった)。あとはときどきPSPで聞く程度ですが、あれは流石に持ち歩きつつ聞くのは面倒で滅多にしません。

 そんなわけでiPod nanoが欲しいと言ってると姉から聞いた時にまず考えたのは、注意力散漫な甥が下手な自転車に乗りつつ事故にあうんじゃなかろうかというものでした。いえ自分を棚に上げるつもりはありませんが、同じころの自分らと比べて、あまりに甥たちが危なっかしい乗り方してる気がするので。あとヘッドフォン多用による難聴という一部の噂もありますし、あまり若いうちからああいうのはどうかという気もありまして(これに関しては杞憂かも。後で試したら、彼の標準レベルは低温が聞こえないほど低かったので。まあ慣れたら上がるとは思いますが)。

 それでもまあ欲しいのはあちらですし、親が認めるならそれ以上こちらの言うことはありません。結局買うことになりました(私ががあちこち調べて、地元のPC-DEPOで購入)。
 で、買ったはいいが、iTunesの設定でよくわからんところがある……という電話がかかってきて、また行くことになったわけです。もういちどいいますが、iPodのことなどほぼ知らん私がですよ。説明書読めばっていうんだけどよくわからんというし。

 姉の家に行き、当然最初に説明書を読みます……あり? 一枚だけ? しかもPCにサイトからダウンロードしたソフトをインストールして本体つないでくれくらいしか書いてない……。本当にPCなきゃなんもできないガジェット、まさにジェネレーションギャップ(笑)。
 で、何がわからんのだと聞けば、iTunesを起動したらアカウントを取れと出てきてどう取ったらいいかわからないということでした。確かに起動してみるとiTunes Storeのアカウントを取れという指示が出てきます。そういえば、以前うちでQuickTimeのある時のバージョンアップからデフォルトでiTunes入りのほうが入ったものの、これが出たので速攻でアンインストール、QuickTimeだけ入ってる分を落としてインストールしなおしたんだっけ。

 ネットで調べると、なるほどトップからアカウント取るには通常クレジットカードかプリペイドカードの入力が必須になっています。しかし抜け穴があるはずと調べると、やはりそういうものがなくともアカウントが取れるということがわかりました。
 検索で出てきたページでわかりやすかったのは、こちらの記事「クレジットカードもMusic Cardも無しでiTunes Storeのアカウントを取る方法!」。さらにコメントを見れば、なんとアップルのサポートページにも「クレジットカード無しでアカウントを作成する方法」が書かれているとのこと。更新は04 December, 2008となっていますが、もちろん未だにiTunes Storeのトップからはカード必須のリンクしか貼られていません。このサポート記事によればiTunes StoreでなくApp Storeから入れとのことですけど、デフォルトでiTunesがiTunes Storeに繋がってる以上、これはないでしょ。 クレジットカード使うのを躊躇する人は、アカウント取るためにプリペイドカードのMusic Cardを買うのが当然のようにしか見えません。

 先の無料でアカウント作成の方法の中にはMusic Cardで登録しようとして途中でキャンセルみたいなことをしてアカウント作成って手もありますが、気づかない人はMusic Card買ってアカウント作成してるわけです。姑息としかいいようがないですね。無料アプリを先にゲットしようとした人しか気づかないというか、その無料アプリのリンクも右下の通常隠れてるところにあるものだから、そりゃみんなデフォルトのアカウント登録に行ってしまいます。これでますますiPodが嫌いになってしまいました(無論偏見ではありますが)。

 他にもiTunes+iPodでは他社のプレイヤーのように複数のファイル形式に対応していません。音声はAACというファイルだけ(iTunesでのCDリッピング時に他の方式も選べるようですがiPodで再生できないのであれば使う意味ないし)。iPodだけ使ってる分にはそれでもかまわない気もしますが、Windows使ってたり、今までのライブラリが多いと変換とかちょっと、いやかなり面倒です。今回の甥の場合は今までPCで録音などしてないので問題は少ないのですが、私が買うとしたらこんな不便なものはすぐには買えません。うちのMP3フォルダ、9GB超えてるし。汎用ファイルも使えるくらいでないと。
 すいません、本家アップルのページでMP3は再生可能とありました。なんで甥のnanoで同期できなかったのかよくわからないけどiTunesでリッピングしたものでなく他からコピーしたものだから? 今度もう一度試してみます。

 あとCD入れたらiTunes勝手に起動するの止めてくれないかー。チェック外したはずなのにまた起動してるぞー。

 もっともiPod nanoの使い勝手はそれほど悪くはなさそうです。リモコンないくせに薄くて小さすぎるきらいはあるけど。iTunesももし登録すれば(結局姉のゲームとかはしちゃ駄目という一声で無料アプリのダウンロードも許されず、アカウント登録はしないことに。おかげで起動の度に登録しろとせっつかれます)結構便利な気もします。まあ無料アプリ落とすつもりで有料アプリ落としてしまう人もいるようで、やはり取らないにこしたことはないかな。

 音質はちらっと聞いただけなのであまり善し悪しはわかりませんでした。そもそも最近じゃMP3を聞き慣れてるんで、ちゃんとしたスピーカーとかヘッドフォンで注意しながらじゃないと違いなんて気付きませんけど。個人的にはプラシーボかもしらんけどKenwoodのサプリームのような音の帯域補完機能ありのほうが安心できますが。音質最優先の重傷者になると、ああいうポータブル機(HDD機)でもWAVでリッピングした生データ聞いてるそうです。メモリ容量が増えた今だからこそできる芸当ですが、ちょっとうらやましいですな。


 と、ここまで書いてから寝かせてる間に、BSの米のニュース番組で米のiTunes StoreでのDRM入りダウンロードデータを撤廃するというニュースが流れてました。簡単に言えば著作権保護でコピー不可のものからコピーフリーなデータの販売に切り換えるということで、自宅でのCDリッピングのデータと同じように自由にPC等の機器でコピーや移動が行えるということです。

 前々からそういうことをし始めてたので驚きはありませんでしたが、記事としてはなんとまあいいタイミングだこと。日本ではカ……スラックがいるのでいつになるかはわかりませんが、絶対無いとはいえなくなりました。もっともiPod課金がマジになりそうだし、データの販売価格もあがるかもしれないけど。デジタルガジェットを引っ張ってきた先進国とも言える日本ですが、デジタルコンテンツ化に伴って自縄自縛が酷くなって市場を狭めているのはなんとかならんのかな……。

 もっとも甥の場合は親からダウンロードが不許可となってるので直にはあまり意味はありません。友人からコピーしてもらう方向ならアリですが、iPod nanoは通常ではデータの戻しができないそうなのでそれも簡単ではないでしょう。そういうバックアップ用アプリ買うかいまいち不安なフリーソフトを使うかしないと駄目なようです。あとは友人宅まで持って行ってPCから直にコピーかな。面倒な話ですがしょうがないですね……簡単なようでかつてのアナログ録再機のようにはいかんわな。

 ここからは余談。


 さて、上で古のレコーディング・ウォークマンの話を書くのに調べてたら、系譜を記事にしたページを見つけました。ここのページのトップにあるのが私が買ったレコーディング・ウォークマンWM-R2ですね。この上に出っ張ったマイクがなんとも言えず貯金おろして買いました。実際は邪魔な出っ張りでもありましたが、生録に憧れた子供心にはたまらんかったのです。まあ一年ほどしたら壊れましたが(ソニータイマーか)。録音機能でなく回転機能かなにかだったかな。今も多分家にあります。
 その後はウォークマンにこだわらずアイワのウォーキーとかも買いましたが、決定版だったのが同じページの下にあるウォークマン・プロフェッショナルWM-D6の改良版WM-D6Cでした(こちらのページの真ん中へんにあります)。録音好きにはこれ以上はないというカセット形式のレコーディング・ウォークマンの最終兵器。長年欲しくて中古でやっと見つけて買って大事にしてたのに、数年後帰省中大阪のアパートに置いてたばかりに空き巣にやられました……いつもは持って帰ってたのにー。

 再生ではのちに同じプロフェッショナルシリーズのWM-DD9を購入、カセットテープ形式ではこれが最終となりました。こちらのページ、上からちょい下にあります。録再機ばかり三台は買って、再生専用機はこれが二台目だったかな。名機といってさしつかえない完成度でした。これも数年前に部屋のどこかにあったのでまだあるはず……電池入れっぱなしで液漏れしてなきゃいいんだけど。カセットケースサイズが当たり前の時代に大きめのボディのおかげでガム型充電池と単三のどちらも使用可能な電池ボックスになっていて、今でも使えるのがうれしいところなんですが──壊れてなければ。

 その後はDENONの初期のMD録再機を買い、それが最後のポータブル機ですか。いやまあ今はPSPありますけど、個人的には今でも録再機が欲しいところです。DATはちょい大きすぎたのですが、今はメモリーカード仕様のコンパクトなPCM録再機がいくつか出てて、これ見よがしなマイクロホンに非常にそそられたりします。冷静に考えると昔から録再機でもマイクで録ることは殆ど無く、大抵ライン入力でどこからでも録るというのが主体だったりしましたけど。D6Cあったころ、うちでは唯一のDolby-Cの録音機材だったんだよなぁ。

 あんまり懐かし話が長すぎてもなんなので、今回はここで。
 『ウォークマン道へようこそ』は2003年分までの更新のようですが、楽しく見させてもらいました。ウォークマンが懐かしくなったら、是非御覧あれ。

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