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ClystalDiskMark.2.2とHD Tune 2.5でベンチマークテスト。

 先日1TBのHDDを入れましたが、ViXでPATAよりもSATAの体感速度が遅いのが不思議だったので、ちとHDDのベンチマークを取ってみました。
 使用したのはCrystalDiskMark2.2とHD Tuneというソフトです。今回HDDのみの違いを見たかったので。

 PC:日立FLORA 440B1
 CPU:Pentium4の2.40GHz(PowerReap製の下駄付き)
     (下駄はかせてるせいか2.37~2.41GHz程度にばらつきあり)
 メモリ:RD-RIMM 1.25GB
 OS:Windows XP Professional SP3
 内蔵HDD:PATA 160GB(HGST HDS722516VLAT80)
         マザー直付。但し対応はATA100まで。(起動HDD)
       :SATA 1TB(HGST HDT721010SLA360)PCIカード経由
 外付HDD:eSATA接続 SATA 500GB(HGST HDP725050GLA360)PCIカード経由
 PCIバス用SATAインターフェイスカード
       :玄人志向SATA2EI3-LPPCI(内部端子3・eSATA端子1付。チップはSil3124)
 
 とりあえず環境はこんな感じ。
 何故体感でSATAが遅く感じたかというと単純な話で、愛用しているグラフィックローダー「ViX」のカタログ表示速度がほんの少し遅れるようになった気がしたから。先に書いておくと、これは勘違いのようです。サムネイルのサイズをある時期から多少大きく設定したため、そのサムネイルのフォルダだと少し表示が遅れてたと。まあきっかけはこんなのですが、せっかく取ったので上げておきます。

 以下はHDDのベンチマーク結果。TESTサイズが4種類ありますが、2番目の100MBと最大の1000MBの結果を表示します。
 みんなデータ入りのHDDだし平均取ったわけではないのであまり正確ではないだろうけど、参考ってことで。


内蔵HDD PATA 160GB (HGST HDS722516VLAT80)
--------------------------------------------------
Sequential Read : 49.972 MB/s
Sequential Write : 15.916 MB/s
Random Read 512KB : 25.130 MB/s
Random Write 512KB : 15.962 MB/s
Random Read 4KB : 0.400 MB/s
Random Write 4KB : 1.030 MB/s

Test Size : 100 MB
Date : 2009/01/10 23:54:23

--------------------------------------------------
Sequential Read : 51.295 MB/s
Sequential Write : 15.825 MB/s
Random Read 512KB : 24.692 MB/s
Random Write 512KB : 15.945 MB/s
Random Read 4KB : 0.387 MB/s
Random Write 4KB : 0.697 MB/s

Test Size : 1000 MB
Date : 2009/01/11 1:06:54

--------------------------------------------------

 かなり遅い気がしますが、PATAだから、というよりやはり本体の問題か。ATA100って理論値なんでしたっけ。いや単に当時は理論値ってだけで、今は出ることもあるんだろうなぁ。CPU他のせいもある?

 続いて先日購入して内蔵したSATAの1TB HDD。


 SATA 1TB(HGST HDT721010SLA360)PCIカード経由
--------------------------------------------------
Sequential Read : 86.288 MB/s
Sequential Write : 28.424 MB/s
Random Read 512KB : 41.915 MB/s
Random Write 512KB : 28.340 MB/s
Random Read 4KB : 0.629 MB/s
Random Write 4KB : 1.709 MB/s

Test Size : 100 MB
Date : 2009/01/11 0:00:11

--------------------------------------------------

Sequential Read : 89.637 MB/s
Sequential Write : 28.439 MB/s
Random Read 512KB : 37.942 MB/s
Random Write 512KB : 28.201 MB/s
Random Read 4KB : 0.547 MB/s
Random Write 4KB : 1.318 MB/s

Test Size : 1000 MB
Date : 2009/01/11 0:15:27
--------------------------------------------------

 数値としてはあきらかにSATAのほうが上ですね。やはり私の勘違いだったようです。ただ体感的には間違える程度の速度差ということに……大きなファイルのコピーなどでは速度差も分かりやすいと思いますが動画再生とかにはあまり関係ないか。
 それにしてもSATAIIでも100もいかないとは……。検索するとシーケンシャルReadで120MB/sというデータもあるので、やはりネイティブで対応してないマザーでPCI経由なのが理由でしょうか。それでもネイティブのATA100のPATA HDDよりは速いのはHDD自体の能力差なのか、チップのせいか。S.M.A.R.T.値が二台目も取れれば、内蔵HDDはSATA二台にするんですけどねー。一台目からは起動できるようなので。

 三つ目は外付けeSATA端子で接続したSATA HDD。同じインターフェイスカードから接続してるし世代も近いので、純粋に500GBと1TBのプラッタとかの違いが出てるんでしょうか。


 eSATA接続 SATA 500GB(HGST HDP725050GLA360)PCIカード経由
--------------------------------------------------

Sequential Read : 72.868 MB/s
Sequential Write : 28.405 MB/s
Random Read 512KB : 25.365 MB/s
Random Write 512KB : 28.250 MB/s
Random Read 4KB : 0.284 MB/s
Random Write 4KB : 1.195 MB/s

Test Size : 100 MB
Date : 2009/01/11 0:04:57
--------------------------------------------------

Sequential Read : 73.615 MB/s
Sequential Write : 28.315 MB/s
Random Read 512KB : 23.808 MB/s
Random Write 512KB : 27.576 MB/s
Random Read 4KB : 0.271 MB/s
Random Write 4KB : 0.938 MB/s

Test Size : 1000 MB
Date : 2009/01/11 2:06:24
--------------------------------------------------

 世代の差か内蔵SATA 1TB HDDと比べるとちょっと落ちてるけどさすがはeSATA、基本性能は変わりません。


 次にHD Tune 2.5のベンチマーク。ブロックサイズはデフォルトの64KBで。
 こちらは表もあるので、スクリーンコピーを張ります。HD Tuneだと標準でpng画像保存ができて便利。

Hdtune_benchmark_hds722516vlat80_6

Hdtune_benchmark_hitachi_hdt72101_4

Hdtune_benchmark_hitachi_hdp72505_3


 上から内蔵HDDのPATA160GB、内蔵SATA1TB、eSATAで500GB。
 一応常駐以外のソフトは外してますが、ブラウザ等を起動してるとCPU負担は大きくなります。

 こちらでもやはりSATAが速いです。サイズが64KBと小さいせいもあるでしょうが。
 アクセスタイム値は、PATAの古いHDDのほうが速いのは不思議。
 バーストレートの値は、なんでもコントローラーとバッファで決まるものであって本体との転送レートの最大値に近いものだそうなので、どれも同じくらいというのは理に適ってるのか。転送レート最大値が84MB/secくらいしか出ないのはそこで頭打ちってことでいいのかな? だとすると後述するような1万回転のHDDは大して意味がないということになるのかも……。

 そういえばHD Tune 2.5だとうちのPCI接続のSATA HDDはS.M.A.R.T.値が読めませんでした。SpeedFanだと一台目の1TBのほうは読めるんですが。他に温度も変化無しなので、多分読んでない気がします。他のソフトだと1TBのほうが1℃低いです。この季節だと外付けが明らかに涼しいだろうに、そっちも温度変わりませんし。ソフトによっても読み方違うんですねえ。


 今回ベンチマーク取ったのは、先日の記事のついでです。

 あれから考えましたがやはり今現在の状況で起動HDDを交換するなら、システムトークスから発売された2.5inch HDDを3.5inch HDDのガワに入れるタイプの変換装置「スゴイアダプタSATA2535(SATA-TR2535)」に2.5inchドライブを入れるのが一番良さそうです。
 そもそも起動HDDだとそんなに大きな容量でなくても構わないので、今小容量で高速とくれば、もう2.5inch SSDしか。高速、静音、衝撃に強く容量も手頃。コスト以外はすばらしい。PATA変換でどれくらい能力が残るかが問題だったりして。コスト考えるとHDDかな。無論どちらも小容量。128GBの壁が取り払えるなら大きめでも構いませんが、これは実際試してみないとわからないですね。

 あと、まだ3.5inch HDDでも小容量のブツがあるのを思い出しました。WesternDigitalのVelociRaptorという10000rpmという高速回転HDDです。こいつは実質2.5inch HDDを3.5inchのガワに入れたSATA HDDモデル。なので高いわりに容量は少ないんですよね。これなら150GB以下もまだあるので、普通の変換基板付ければ置き換えが可能かもしれません。速度もそこらのものよりずっと高速ですし(変換するので本来の速度は当然出ないでしょうが)。厳密にはSSDが上ですが、価格はやはりまだまだこちらが安いですしね。普通のHDDと比べるとかなり高いんですけどSSDよりかはマシ。

 ……いやしかし冷静に考えてみると、今のSATA HDDでも性能は当然生かしきれず。なのに1万回転のVelociRaptorなんぞ付ける意味はどこに……? それなりにアップするのだろうけど体感でわかるほどのものだという保証は? 容量だけのために一万円以上高いHDDを付ける意味はあるかなぁ。
 なんだか迷走してきた……。

 2009/01/13追記。
 店頭で玄人志向のSATA→IDEの変換基板「SERIALATA-DAT」を見つけたら、一応Big Drive対応とありました。基板剥き出しなのがイマイチ気に入らないけど、これだと128GBの壁なしで大容量のSATA HDDでもIDEに変換してマザーボードに繋げられるかも。ただし古い製品でチップも古く、1.5Gb/s転送でNCQにも対応してないようだし、素直にPCIインターフェイスカード使った方が楽で速かったりする……駄目だこりゃ。

 あとこれ検索してるときに見つけたサイトにかなり詳しく情報が載っていました。大分更新されてませんが、しばらくここを調べてよく考えようかと思います。最初からここを見ておけば良かった。まだすぐHDDが駄目になるわけじゃありませんしね。

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