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海洋堂の宝島。その4

 今回は前回までと違い、本物を元にした造形と元になった本物の紹介です。

 『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』に燃えていた当時、とあるプラモを白く塗ったやつは出てきなさい。
 いえ、私はその前から存在は知っていましたし、持ってましたよ? 白くないやつを。白く塗ったのは当然映画後です。あれどこに行ったやら。

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 入り口から正面が拳王と黒王号ですが、すぐ右手に大きなものが置かれていました。それがこの写真の旧ドイツ軍の特種車両シュビムワーゲンと、さらに特種なケッテンクラートです。恐ろしいことに本物です。実働車だそうです。シュビムワーゲンはともかくケッテンクラートは後ろが無限軌道なので、日本の舗装道路走らせると相当やかましいというか跡がつきそうです。しかしここ入れるのにどこから入れたんだ……。ケッテンクラートもそうだけど、シュビムとかそんなにデカイ搬入口なさそうなんだけど。入り口全開でぎりぎり入ったのかな? ちなみに右の写真、奥の右の白く飛んでる所が入り口です。

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 こちらはシュビムワーゲン後方からの写真。ホロはたたまれていて、カーキ色にカモフラといかにも軍用らしい無骨さ。車両の性質上排気パイプが上部に出てますが、まんまサイレンサー部が上に出ていて(しかも横向き)面白いですね。面堂家の車両キューベルワーゲンの姉妹機ともいえるシュビムワーゲンは、実は水陸両用車なのです。その独特な車体、なんというかボートにタイヤ無理矢理着けたような形してます(前方のフォルムはペリカンのくちばしのようにも見えます)。無論ドアの開閉もありません。上から乗り込むわけです。後部側面に着いてるのは緊急時用のオールですね(左右にあります)。最悪スクリュー廻らなくてもこれでなんとかしろと。
 右の写真は運転席部分。内側初めて見たけれど、味気ない内装でいっそう軍用車らしいですね。見るとバックミラーやサイドミラーがありませんが、車検ってバックミラーなくてもいいんだっけ?

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 車両手前には両車両の大小のプラモとその箱が飾ってありました。日本の田宮やバンダイ、NITTOから外国産らしきものまで。かなり小さいもの(1/72?)から1/6近いサイズまで、よくまあこんなマイナーなものがたくさん出てるなぁと感心。もっともこんな妙な形してるから、余計にファンが多いんでしょうね。右の写真、一番下のシュビムワーゲンは1/6か1/8くらいかな。無塗装ですね。


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 さらに反対側には今年頭にトイザらスで見かけて一瞬欲しかったドラゴン社製の1/6ケッテンクラートの完成品がフィギュア付きで飾ってありました。ホビージャパン別冊「ミリタリーモデリングマニュアル」に作例として載せたものだそうでよくできています。向こうのプラモなんて細かいのと大雑把なのと同居してるものだから、こう仕上げるのは大変だっただろうこと想像に難くないですね。先の車両前のケースの下から二段目のケッテンクラートも同じくらいですが、1/6サイズかどうかドラゴン社製かどうかも不明。ケース内最下段の箱はドラゴンのじゃなかった気がするし。右はケッテンクラートの説明文です。


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 車両を囲むようにあるガラスケースのディスプレイの殆どは海洋堂所蔵未組立プラモの箱です。知ってるものから知らないものまで結構なジャンルと数です。が、まともに撮ってないので詳細は忘れました。その中から日本初のプラモデル(多分復刻版)の写真を。会社はソフビ等でも有名な玩具卸マルサン商会。プラモデルはマルサンが作った言葉で商標登録もされていたとか。モデルは有名な原潜ノーチラス号ですが、実際はアメリカのレベル社製品のデッドコピーだったそうです。その後ニチモから日本初オリジナル製品第一号のプラモが出たそうですが、それが伊号潜水艦というのはどういう流れなんだか(笑)

 こんなところで、今回は終わり。次はリボルテック他を簡単に。

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コメント

・・・つい先日、覗いた馴染みの玩具屋(アトランジャーみっけたとこです)で、まさしく画像のノーチラス号のキットがありました。マルサンでした。

”うわぁ・・・すげぇ、マニアック”と思ってさすがに手は出ず(アトランジャー買っちゃったから)にいましたが・・・・・・。

・・・どちらかというと、ケッテンクラートのキット探してみようかしら、前の部分をみると”竜の鉄騎兵”(でしたっけ?ザ・コクピットのエピソード)の陸王(?・・・あやふやだなぁ)サイドカーを彷彿したとたん、キャ・・・キャタピラぁ!?・・・・・・い~~いんじゃなぁぁい(笑)
もっと欲いえば1/12スケールがベストですねぇ。
・・・・・・もちろん神姫様乗せで(おい!)

投稿: 栃木の海坊主 | 2008/10/03 17:21

 マルサンのノーチラス号は何度か復刻されているようですね。
 ところで検索して調べていたところ、以下のページを見つけました。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~sousei/somaru.htm

 同時に数点プラモデルが発売されていたというのは海洋堂のほうにはありませんでした。しかもその一点が和光とい別の会社のモデルだったそうで、サイトの主によればこちらの方が先にできていたのではないかということです。しかしよくこんな時代のプラモをたくさん持ってるなぁ……。

 ケッテンクラートは、タミヤとかも出してますが、最近じゃ先の1/6以外見かけたことないです。トイザらスじゃこの手のは少ないから、プラモ専門店じゃないと残ってないかも。
 あと残念ながら1/12はないかもしれません。検索しても出てこないし、海洋堂の棚にあったのは1/6みたいだし、もう一つ最下段のシュビムワーゲンの左隣の灰色のは1/9です(うっすらとそう書いてました)。
 一番手頃な1/9ですが、ネット検索で見たところ、1978年ごろハセガワがイタリアのエッシー社のものを国内販売してたものだそうで、後ろの箱がその箱。中身のわりに結構大箱で価格も8千円ほどしたそうですが、探すとしてもヤフオクくらいですか。しかも出来は結構アレなんだとか……。

 1/9より小さいと一気に1/35くらいになります。1/12は車とかバイクはあるけど、ミリタリーじゃ出てないんですね。

投稿: やずみ | 2008/10/03 20:09

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