« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »

だから…ドリルは取れと…言ったんだ……。

 タイトルは、アニメ好きの中でもロボット物好きの、そのまた極一部で有名な台詞です。
 番組名は『勇者特急マイトガイン』。おもちゃ会社「タカラ(当時)」がメインスポンサーだった子ども向け変形合体ロボットアクションシリーズの一作です。シリーズですが各番組に関連はなく毎年新しい設定で始まる物語なのですが、当時まだ特にロボットファンの「お約束」でもなかったドリルが一番組にロボ一台くらいはついてたのが、後年印象的でした。それというのも、この番組の最終回、敵のボス「エグゼブ」(実際は中ボス)が止めを刺されたのがこのドリル、しかも中盤にそのロボ「轟龍」の製作時に「趣味じゃないからドリルは取れ」と中ボス自らが言っていた(もともと敵方ロボ)という前振りがあっただけに、その伏線を収拾したこの台詞がロボットファンの中で(当時は失笑が多かった気もするけど)後年に残るまでの歴史的台詞になったわけです。ギャグですけど。
 『勇者特急マイトガイン』はメインに大映アクションのパロディを持ち込み、一種異様ながら無国籍アクションらしい敵方、そして終盤にはメタフィクションも入れてそれまでのシリーズのお約束を一気にひっくり返すというファンによっては賛否両論を巻き起こした作品ですが、単純にメカやロボ好きにはこの台詞で一つの場所を残した作品といってもいいかと思います。それまで轟天号ジェットモグラマグマライザーの頃から潜在的にはあった「カッコいいメカにドリル」というコアなファンの想いを、正直ギャグとはいえ代名詞の一つになるほどの台詞として昇華した作品として。まあぶっちゃけた話、スポンサー側の無理な要求に対し製作側の鬱屈した想いを出したという、ファンにとってはあまり喜ばしくはない演出と言えなくもないのですけど(だから結局ギャグとしてオブラートに包んだような使い方しかされませんわな)。

 個人的には地中を掘るドリルをものを砕くドリルとして効果的にバトルで使い、その有用性と戦いのカッコ良さとして決定づけたのはシリーズ最終作(TVでの)『勇者王ガオガイガー』だと思います。それまで基本はあくまで乗り物として地中を進むためにあり、副次的に戦闘に使われるとしても手の先につけてちょっと殴るだけみたいなものだったドリルが、常時装備として膝につくために膝蹴りという格闘の流れの一つに組み込んで使われました。絶対的な破壊力を持つメイン武器というわけではありませんがそもそも武装は少ないガオガイガー、必然的に印象も強く、膝蹴り前や膝が当たったあと止まっているドリルが急激に回転を始める等の演出はそれまでのものとは明らかに違う「タメ」演出でドリルの存在感を見せました。番組開始前は実在する乗り物をモチーフとしたガオガイガー各パーツの中で唯一(メインコアのガイガーも一応ライオンがモデル)全くモデルのない両足パーツ「ドリル戦車」はファンの中からも浮いてるためになんだかなぁと思われていたふしもありますが、実際にアニメが始まってからはそういう違和感については特に文句を言われることもなくなったかと思います。

 まあそれはそれとて。

 そういった「男ならドリル」ってファン心理は今や一ジャンルとして、『天元突破グレンラガン』にてギャグも真剣さもメインにした上で昇華されてしまうわけですが、そうした上で避けられないこの勇者シリーズにて貢献した(製作側にはうとましい)のは先にも書いたようにおもちゃ会社なわけですけど、実際は一人の男によって大きくその命運は左右されていたらしいです。それがおもちゃ企画製作販売会社「マーミット」の現社長「赤松和光」氏だった、ということを最近マイコミジャーナルにのったインタビュー記事で知りました。つまりはこれが今回の記事のネタです(ああ、前振り長かった)。
 ええ事実上の戦犯はこの人です(笑)。なんといっても記事の題名が「ガオガイガーにはドリルを!!」、5ページ目タイトルは「ガオガイガーにドリルをつけた男」ですよ。しかも読むとそれまでに頭や胸や爪先につけてたので「もうドリル着けるところが無い」と言われて「いやまだ膝がある。ガオガイガーの膝につけろ、膝蹴りでドリルだ」って膝蹴りの元もこいつか! もはやGJ!としか言いようがありません。ガオガイガーはのちのOVAシリーズで出た原型である最終形態(という設定)のデザインでもドリル残しましたからね。それくらいファンにも認知されていたわけです。ただまあそのころはまだいいとして、それ以前の製作側にとっては悪夢のような人物だったかもしれませんが……。

 マイコミジャーナルのインタビューはなかなか興味深いものが時々出ますが、先日検索して出てきたものにこんなのもあります。「『マッハGoGoGo』放送開始40周年記念企画-主人公・三船剛を演じた声優・森功至氏」。去年のものですが、タツノコプロで人気声優となった氏らしい思い出話は聞いていてもなるほどと思いますね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

最近買った漫画ほか。限定版。

 今日はたくさん本を買いました。もうすぐまた買うけどね。

 限定版漫画本をいくつかご紹介。
Pict3454_tr
 まず一つ目は日本橋ヨヲコ著、講談社刊『少女ファイト』第4巻特装版。
 高校を舞台にした、どこか傷をもつ少女たちのバレーボール漫画の第4巻。相変わらずキツい状況ながら、今回はわりと癒される展開で痛い展開はさほど無し。写真は左がカバー外した本体、上が特装版カバー(通常版と表紙が違います)、下がオマケ下敷き、右がオマケの「らくがきノート」。サイズ比較用に近場にあった単三電池とfigma長門。

 特装版のオマケは何かと思えば、黒曜谷(主人公らの通う高校)の推奨ノート、の「小田切学のらくがきノート」のA4複製(B5ノートの縮小版なんでしょう)。ちゃんとキャラの名前入りで、中を見ればこれもしっかりしたノートになってるのですが、最初数ページに主要メンバーの書き込みアリ(ツッコミあり)で隅っこにはパラパラアニメ、途中に少し書き込み、最終ページから逆向きに鉛筆画の小田切学が書描いたマンガあり。ええと、劇中、小田切学は漫画を描くのが趣味でもともと漫画描く肥やしにするため(あと主役の練と友達でいたいため)マネージャー志望でバレー部に入ったものの、今や新人選手としての毎日を送っているというキャラ。わりと絵が上手いかと思いきや……ああと小学から中学の漫画好きレベルでした(いやまあよくもこう特徴出して描けると思います)。パラパラアニメは先輩が描いたようでこれまた絵のレベルが違うという、結構凝った付録でした。ホントに落書きに使ってもかまわないけれど、使う奴はいないでしょう。
Pict3456_tr
 もう一つのオマケが同サイズの下敷き。単色系でベタ塗りのイラストが下敷きの質感とあいまってセル画調でなかなかいい感じ。裏は校章とバレー部のメンバーリスト。イラスト自体は単行本の口絵に使われているので、多分通常版を買っても見られます(パッケージでは下敷きは本とノートの間に挟まっていて見られません)。あとカバー外したのはなぜかといえば、本の表と裏がイラストの名前対照表になってたから。これでメインとサブのキャラ名はばっちり!(多分通常版もあるはず)

 あ、この第4巻、台詞に落丁あるそうです。詳しくは講談社のイブニングのサイトにてお知らせ。送料向こう持ちで交換してくれるそうですが、面倒なのでそのうち2刷以降の通常版買うか。

Pict3457_r
 限定版もう一冊はこなみかなた著、講談社刊の『チーズスイートホーム』第5巻限定版。猫好きにはたまらん漫画です。迷い込んだ山田家で、チーと名付けられて飼われ始めた子猫、前の4巻でペット禁止なのに飼っていたのがばれて引っ越し、新居での冒険が始まった……というところ。新しい友達もでき、前の友達の「クロいの」とも再会し、よかったね、という巻。というか今回巻末にアニメのことやら住んでる近所の地図やら載っていて、初めて舞台が物凄く狭い区域だということに気付きました。まあ子猫の行く範囲だから考えてみればそう広いわけもないんだけど、ママのいる家と物凄く近いのも驚き。なんであのあとロクに再会せんのだか。
Pict3459_r
 こちらのオマケは昔たまに見たボールペンの軸内に液体が入っていて、イラストのプレートがペンを傾けるとふわーっと移動する、フローティングペン。なんとデンマークのトップブランド「エスケセン社」製だそうな(ってよく知りませんが)。詳しくはこちらに
 検索すると日本で企業用に企画製作代行してくれるところがいくつかありました(上の説明ページもその一つ)。そのうちの一つレトロバンクでいくつか作られたものが紹介されていましたが、中でも「スーパーエッシャー展」で売られていたやつがかなりいい! 「スーパーエッシャー展」は一昨年の開催で今は買えないのが残念。
Pict3461_r
 『チーズスイートホーム』のペンはどこで企画したかは書かれてませんが、量が違うので(上記の会社等は400本からとか500本からとか製作可能)直接頼んだのかも。水色の本体で、「チー」と「クロいの」が散歩する様子になってます。奥の背景パネルは庭と噴水と壁(おそらく公園が背景)、手前のパネルは花で、フローターがチーたち。ペンを傾けると花の陰からチーたちが現れます。裏側はタイトルロゴ。メタルクリップには「MADE IN DENMARK」と上のサイトの説明によれば「E」だというマーク。本体上部や下部でなく、先のところを回すとペン先が出てきます。重さも手頃で使い勝手は悪くなさそうだし、今どき珍しく普通に使えるオマケですね。フローティングペンは950~1,000円程度で売られているようですので、値段もお安いほうですし(限定版は1,650円、通常版は890円。全編フルカラーなので薄いけれど高い)ペンは全く使わないというのでなければ、お得かも。ってamazon、もうないのか。今日は地元の本屋に早く行ったので助かったんだなー。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

我が家のお寝子さま。と白内障。

 最近なにかとあって、なおかつヒマな時間はオブリビオン三昧、記事を書くネタもとくに出ず。
 しょうがないので久しぶりにうちの猫を。

Pict3451_tr_2
 入れろとうるさいので部屋に入れてやったら、人のベッドでくつろいでるの図。いつもあぐら書いてる私の膝枕狙いですけど、しばらく撫でてたら今回は珍しくベッドに上がったのでカメラ出して撮りました。

 10歳はとうに過ぎ、15歳あたりかどうかというお嬢様。人間にしたらとうに老境で、最近ふと気付いたら左目の瞳孔が右目より大きくなってました。暗いところだと双方広がるからあまりわからなかったんだけど、多少明るいとことか明かりが顔にあたってるときとかに微妙に差が出てて判明。左目はもともと黄色い周りの部分(人間だと茶色のところ)はシミっぽい黒が多かったんだけど、それとは多分関係なくて白内障かなんかじゃなかろうか。

Pict3453_r カメラ向けてたら、すぐくっついてきて撮れなくなります(犬も猫も)。上のを撮ってるとすぐにベッドを降りて人の膝枕に来たので無理矢理マクロで撮ったものの──お見苦しいところで申し訳ない──私の影で暗くてスローシャッターに。机に手を乗せてようと手振れ補正があろうと、SSが1/3じゃやっぱりブレますわな。まあこれくらいにリサイズすると、なんとか見られるかなと。暗くて見づらいですが、よく見るとほんの少し左右の瞳孔の大きさが違います。右目の瞳孔の下がとんがってるけど左は丸みがあります。

Pict3452_r
 それにしても毛が密集してます。顔なんかは特に短いのでこんな感じ。ただ背中は撫でるだけでどんどん抜けます。特に季節に関係なく抜けてるので、ホントはベッドとかに入られると困るんですが。


 無理矢理関連づけると、私も白内障を患いました。先々月コンタクトレンズが割れて新しく作った際に、前々から右目が妙に左目ほどくっきりしないという話をしてたら、実は白内障が始まっていたという。どちらかといえば右側がタンパク汚れが多くレンズも汚れやすいこともあり、見えづらいのは傷が増え汚れやすいレンズのせいかと思いきや、今回はっきり白内障と言われたわけです。この歳でもうかよ……とちょっとショックは受けたものの、まあいずれかかる病気だからか致命的なほどのダメージはありません。しかしそもそも右と左で見え方が少し違うと思ったのはもう十年どころか十五年近く前から(二十歳前あたりから左右の視力も違ってきたし)。無論それ以後コンタクトレンズも何度か作り眼科にも行ってたというのに、どこの眼科も一言もそんなこと言わなかったぞーってのがもっと腹が立つ。いや今回言われたものが最近酷くなってきた箇所だとすればそれもしょうがないのですが、何度目かに行ったときに、角膜の裏側?のほうは以前からあって今度広がってるのは前のしかも真ん中あたり(ええとここらへんはうろ覚えなので、前と後ろが逆かmなったく違う箇所かも)と言われたもので(そこで以前レンズ作ったのは三年前)何故今頃言うかな。その上左目も多少白内障が進んでると四度目の通院時に言われました(だからそういうのは少しでもさっさと言ってくれよ。前に右目の話したときは左はないって言ったくせに、それ以外では少しあるとちゃんと言えって)。左目は右目の裏側と同じ感じで実際はまだ殆ど違和感ない程度、なんか焦点のあたる部分にかかってないのか視力が低いせいか言われても気付かない。

 それにしても少しでも異常があるなら先に言うべきなんじゃないの? 一応進行を押さえる程度の薬はくれたけれど、それももっと前から使ってりゃよかったわけだし。まあ評判もあまりよくないので手術するほどになっても別の病院行くけれども。目薬は遠くの病院も面倒だからこのままもらいにいきます。

 前から気付いていた差異は、たとえば裸眼でモニタやカメラのシボ加工の表面を見ると、左目ははっきりシボの立体感がわかるのに対し右目は形はシボがあるのはわかるけれど立体感が妙にない。視力自体は右のほうが左よりマシで裸眼でほんの少し右が見えてますが(といっても0.02と0.03くらいの違い。0.1のランドルト環見るのに近寄っていくと左右で一歩違う程度)、曇りのソフトフィルター越しに見るようなもので、光が乱反射してソフトになって表面のミクロン単位のデコボコつかめないのでしょう。裸眼だとまだマシで、眼鏡やコンタクトレンズだとピントが合うところでも駄目です。ガラスorプラスチック越しなのでさらに余計な邪魔が入るんでしょうね。

 白内障治療薬は進行を少し遅くする程度で戻ることはないので、いつかはするだろうなと思ってた白内障手術、私は案外速いかもしれません(うちの両親や伯母は70や最低60は超えてからだったのに)。

 ちなみに原因はわからんそうです。外傷が原因の場合もあるそうで、それかも。小学生と高校生のときに二度、目におもいきり物をぶつけられたことがあって(どちらもまあ事故なんですけど)、当然レンズも割れてあわや失明の危機だったりしましたし。うろ覚えですが確か両方とも右目だったような。高校のときは友人がふざけて投げた石が当たったので、あれは流石にかなりあせりました(最近も教室でふざけて振り回してた傘の柄が外れて、飛んだ傘の先が級友の目から脳に刺さって意識不明なんて事故もありましたが、とにかく人に向けて物を投げたり撃ったりするのは厳禁ね)。あ、別に二人とも嫌いな相手だったりこれで嫌いになったとかはないです。わざとでもイジメでもありませんし。でもまあこういうのはホント子供にはよく教えておくべきですね。ふざけてだろうが、人の顔に何かあたるようなことしちゃあかん(甥が似たようなことしたことがあったので、相当叱りましたが忘れてるかなぁ)。
 まあそれが原因とも言い切れないし、単に体質や食生活の可能性もありますが。糖尿病じゃありませんが、予備軍なだけに。ストレスもいろいろあるし。実際このような理由もあってか最近は若年層から始まることも多いらしいです。老人性と違い若年性(併発性)だとかなり速いこともあるというので、そっちだと嫌だなぁ(前からのは明らかに老人性のほうだと思いますが右目の新しいのは……)。

 話がそれましたが、そんなわけで順調に持病を増やしてるやずみでした。
 最近腰も痛いし、ヘルニアもそう遠くなかったりして(運動不足なだけだけども、一度弱るとなかなか腰はつらい)。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

逃げて!セイヨウミツバチ、逃げてーっ!

 アメリカのオタク系サイトやフォーラムの掲示板などからネタを拾いそのネタを翻訳したりして記事にしている「誤訳御免!」というサイトがありまして、文化の違いは興味深いなぁと前々から楽しませてもらっていたのですが、今回は漫画でもアニメでもなくナショナルジオグラフィックの生物系ビデオが元ネタという珍しい記事なのでご紹介。

 記事名は『2008年04月10日 「逃げて!セイヨウミツバチ!逃げてー!」日本のハチ事情の海外反応』

 ハチに対してあまり詳しくない方用。詳しい人なら多分知ってる内容なので、記事の前半は驚かないでしょう。後半はオタク系なら少し笑えるけれど。

 二年かそれ以上前に作られたらしいナショナルジオグラフィック製作のビデオ「Japanese Hornets/Bees」が元ネタ。ホーネッツ(複数形)というのは知ってる方は知ってるでしょうけど、英語でスズメバチのこと(米海軍が使ってるF/A-18スーパーホーネットの元ですね)。ビーは無論蜜蜂(ハニービーとも言いますが)。つまりスズメバチと蜜蜂の攻防を描いたビデオです。

 記事内からもYoutubeの画像を見られますが、凄いです。詳しくは記事の訳で書かれてますが、動画ではオオスズメバチが蜜蜂を襲う様子が映されています。まずスカウト(斥候)が一匹、蜜蜂の巣に近付きます。その後自分の巣に戻り、次は大挙して押し寄せるのです。最初に襲われていたのがセイヨウミツバチ(英語ではどう説明されているか聞き取れませんが、養蜂家がよく使っている種の一つです)。体長が約4倍以上のオオスズメバチの猛攻に次々と蜜蜂は殺され、約三千匹いた一つの巣(養蜂用の箱でした)が三時間ジャストで全滅したとか。まさに虐殺。しかしドキュメンタリーのためとはいえ、あえて養蜂箱をひとつ全滅させるとは……養蜂家も嫌だったろうなぁ。

 次に、新たな蜜蜂の巣が出てきます。こちらはニホンミツバチ(Wikiによるとトウヨウミツバチの亜種だそうです。養蜂で使うところもあるそうですが、今は殆どがセイヨウミツバチ。希少価値のせいか防衛本能重視のせいか映像に出てくるのは自然界の巣)の巣。こちらにも先程と同じくナチュラルボーンキラー(って英語で言ってる)なオオスズメバチのスカウトが迫ります。しかしナレーションのいうことには「彼等にはオオスズメバチに対する秘密兵器がある」。それが体温上昇攻撃。詳しくはWikiと記事を読んで頂くとして、簡単に言うなら敵を取り囲んで(スカウト一匹なので)自分の体温を上昇させ、中の敵を蒸し焼きにするというもの。スズメバチとニホンミツバチの生存可能温度域が違うのでできる技だそうな。私は知りませんでしたが、取り囲んだその状態を「蜂球」というそうで、わりと有名なのか記事の元ネタの米掲示板でも知っていて教えてる人がいるのが驚き。小さいころに聞いた話では、スズメバチとミツバチの攻防ではかみ殺すスズメバチに対し一度しか使えない毒針を使った一撃必死スタイルで数で対抗するミツバチと言う風に聞いたんですけど、まさかこのような手段があろうとは。まあニホンミツバチに詳しいサイト「ニホンミツバチ」によれば、動画のように外で蜂球が見られることはまれだそうですけど(先にリンクしたページでも珍しいことのような雰囲気でしたね)。
 この蜂球、ニホンミツバチ独特の攻撃だとか。先になぜセイヨウミツバチの全滅シーンが出てきたかというと、まさにこの秘密兵器をみせるためだったわけで、なるほど効果的な演出に米掲示板も絶賛。サムライ・ミツバチなどとも呼ばれたり。ちなみに記事にもWikiにもありますが、セイヨウミツバチも似たように取り囲む攻撃はつかうようです。但しスズメバチの腹を押して窒息させるというものだそうで、結構難しそう。ビデオで流れなかったのは撮れなかったというのもあるかもしれませんが、ニホンミツバチが主役だからでしょうね。あと先の紹介サイトのページにあるように、セイヨウミツバチが日本などで養蜂されていてもニホンミツバチのように野生化しないのは、敵に対して弱いからって理由も大きいそうで(米大陸などで野生化するのはオオスズメバチなどがいないせい)、ニホンミツバチが今どきの生態系で生き残れているのは逆にオオスズメバチのおかげという皮肉も。

 で、『誤訳御免!』の記事のラストがタイトルのアレなわけですよ。日本のオタク系サイトじゃよく使われますが、ちゃんと英語で書かれてたようで笑ってしまいました。そんなにあちこちに知られてるのか、それとも偶然か。

 他におもしろいのはスズメバチの恐ろしさが向こうでは余り知られてない様子。それもそのはず、スズメバチ自体は海外でも殆どのところにいるようですが、オオスズメバチなどは東南アジアで生まれたものらしく、日本のようにいちいちニュースになるほど凶暴性や毒性が知られているものではないようです。蜜蜂の大きさを知らないコメントはともかく、オオスズメバチの大きさに驚く人も多数。そりゃまあいないわけだから死亡記事も襲撃記事もニュースに出ないし、セイヨウミツバチも対抗措置が発達しないわけですわな。そういう観点からみると我々日本人よりも驚き、畏れ戦くような動画でしょうね。CGじゃないかって書いてる人もいるけれど、さもありなん。

 ググッているとGiGAZINEさんのところでも同じナショナルジオグラフィックの動画が記事にされてました。しかし海外での反応という点では今回の記事はより親しめるというか(オタク的に)おもしろい記事ですね。
 おっと、元記事のコメントから、日本のTV番組から蜂球のできる様もYoutubeにあることがわかりました。「オオスズメバチ vs ニホンミツバチ」。こちらもハイなナレーションで違う意味でスペクタクルな感じ。妙にチープなのはあれか、どこで使ったかわかるようでわからんBGMのせいか。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

BD化ソフト、続々と。

 Blu-ray Diskが勝利してから、なにかBDソフトの予定がじわじわと広がってる気がします。ちょっと前に新海誠監督作のBD化がアナウンスされたかと思えば、最近劇場版『ガンダム』二作品が発売された上に先日までTV放映していた『機動戦士ガンダムOO』のBD化も発表されました。古いのはともかく最近の始めからワイド画面のフルHDで作られたアニメは、やはり本来の画像が見られるBD等で出すべきでしょう(無論DVDも必要です)。

 無論映画もコンスタントに出ているわけですが、ついにあの『ブレードランナー』のBD化もアナウンスされました。なんか去年の9月ころから言ってたようだけど、やっと決定したようで。4,980円なのでBDとしてはそれなりの価格。もっとも米ではとうに出ていたようで、単純に日本版のパッケージがやっとできたってことなのか。
 内容は「ファイナルカット版」。最初に映画館で観たデッカードのナレーション入りも好きなのでそっちもまた観たいのだけど、DVDでは5種類のバージョンが全て入っている「アルティメット・コレクターズ・エディション」が出てるのにBDでは無し。ちと残念。

 ああそれにしても『去年マリエンバートで』はいつBlu-rayディスクになるかのう……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »