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『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』

 PS3と同時に購入し、初めてプレイした(パッケージの)ゲームが、表題の『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』です。SCEから2007年12月6日に発売され(開発は『クラッシュバンデクー』などのアクション物で知られる、Naughty Dog)まだ一月ちょっとのわりと新しい作品です。トレーラーや体験版から前評判も高く、実際私もどこかのサイトでムービーを見て興味を持ち、遊んだ人の感想を読んでやってみたくなりました。なんというか、一番分かりやすそうなキャッチフレーズとしてはあれかな、「ジャングル版ダイ・ハード」。どこかで誰かが書いてましたが、言い得て妙。

 主人公はどこかうさん臭い、冒険家というよりトレジャーハンター。軽口で自分の状況を嘆きつつもタフに立ち回り、何度も絶体絶命の危機にあいながら数々の謎を解いて先に進み、お宝のために銃撃戦をくぐりぬけながら結局お宝より人の命を取る正義漢(その割に海賊とかバンバン撃ってますけど)。19世紀英国の歴史的人物である海賊兼海軍提督フランシス・ドレイク(スペイン無敵艦隊を破った実在する人物)の子孫を名乗り、その先祖の見つけたお宝をめぐって、海賊や悪漢たちと渡り合ってお宝の謎に迫る、その冒険がゲームになっているわけですがこれがほんとに映画のように展開します。
 ハリウッドアクション映画のベタなお約束もたくさんありますが、何がいいかって、日本語吹き替え。これがもうハリウッドB級映画のTV用吹き替えそのもの。悪役は悪役らしく、ヒーローはヒーローらしく(ジョン・ウェインではなく、やはりジョン・マクレーンのタイプ。あれほど人を怒らせない気はするが)、相棒は軽口をたたきながらも頼りになり、ヒロインは自立志向で勝気ながら女性らしい優しさも見せる。このゲームが日本で売れているなら、その勝因の六割以上はこの吹き替えの妙にあると言ってもいいでしょう。『トロ・ステーション』では木曜洋画劇場のノリと紹介され、スーパーヴァンダミングアクションなんて言葉も出てきましたが(木曜洋画劇場でジャン・クロード・ヴァン・ダム主演映画の予告等に使われた言葉らしい)、ヴァン・ダムはちょっと似合わない主人公です。ウィリスほど下品でもありませんが。

 ゲーム自体の印象は、とにかく綺麗。細かい。キャラクターの動作が良い、展開がスムーズで途切れないってところです(実際にはあまりにアクションが矢継ぎ早過ぎるとシーン切り変わりの音声などがひっかかる場合はあり。ただ初回では慎重に動くのでほぼありませんでした)。ここらへん流石にPS2以前ではまずできないところでPS3の面目躍如といったところ。SD映像のTVでプレイしてすらその細かさとか美しさに見とれます。メイキングインタヴューで製作会社の社長も言っていましたが、ジャングルの緑や水の表現はコンシューマーでは今までに見たことないレベルです(最先端を行くPCゲームと比べると水の表面処理などはまあまあかも。自分が水に入ると波紋はちょっとしか起こらず、水しぶきは出るけどちゃち)。キャラに当たる木漏れ日や風にそよぐ植物、土と岩の陰影、水面などなど自然の情景はできればHD環境で見たいものです。
 そして歩き走り飛び転ぶ、自然なアクションをする主人公のモーション。20から30のアニメーション動作をつけたとのことで、よくある三人称ゲームのキャラのように予備動作なしでジャンプしたり方向転換したり棒のような関節という不自然な動作はかなり減ってます。飛ぶボタンの押すタイミングやジョイスティック如何で重心移動も分かるような飛び方をしたり、落ちる衝撃によって壁にしがみついたときの動作が変わったり、無いのは連続で動くとそれなりに疲れるといったアクションくらい(『サイレントヒル』のような)。、これはゲームの爽快感等がそがれるので入れなかったのでしょうね。そのかわり「ハァ」とか「ひぃ」とかちょっとヘタれる台詞が入るなど、いいリアクションします。
 武装はハンドガン、長物、手榴弾の三種類が基本で随時切り換え可能。ハンドガンや長物はそれぞれ数種類あり、敵の落としたものや置かれている物を拾って補充。武器によって総弾数は決まっていますし、長物など武装が同じだと同時に二種類は持てません。威力の強いマグナムや装弾数の多い9㎜オート、単発でも長距離を撃てるライフルや近接だと威力の強い散弾銃のどちらを持つかなどなど、後半では好みで使い分けもできます。後述するオマケ機能がつけば、装弾数の少ないマグナム銃も撃ち放題です。
 また銃を撃つ際には、狙いを定めずに移動しつつ大体正面に撃つか(フリーランニング)、止まって照準を出してじっくり狙って撃つかの違いもあります。隠れている時も、壁に張りついて隠れながら手だけ出して正面を撃つか、身を乗り出して狙いを定めて撃つか等々撃ち方も違い、どちらもプレイするにしたがって使いこなせるようになるとこれがまた楽しい。ぶら下がりながら撃つとか、柱から柱へ身を隠しながら移動しつつ狙い打つなど、サバイバルゲームの感覚ですね。

 あとこの手のゲームには普通にあるムービーも数カ所挿入されますが、切り替わりがスムーズでローディングで待たされることもなく、ゲームシステムとの切り換えはタイムラグなし。無論リアルタイムのポリゴンを使った芝居もありますがこれも通常のムービー並みで、違いはムービーの方が背景が細かかったり空気感が違うくらい。たとえば一度クリアしたあと主人公のシャツの色を変えたりできるのですが、ムービーでは通常の服なのでその都度色が変わって変ですけど、ときどき色が変わらないムービー(芝居)に入るときもあまりに自然なのでわざわざレンダリングしなくても普通のゲームなら十分楽しめると感じました。

 ゲームはアクションが基本で、多少パズル的な謎を解いて道を開きつつ、時折銃撃戦、イベントムービーでストーリーを進んでいくアクションアドベンチャーといったところ。主人公は壁のわずかな突起やくぼみに手をかけて壁をつたい飛び、柱の上を飛んでわたって、ロープやパイプを昇り降り、アイテムを使ったり火をつけたりカラクリを回したりしながら先へ進みます。この手の3Dポリゴンアドベンチャーは『アローン・イン・ザ・ダーク』が始祖と言えますが、一応大まかには海外で言えば『トゥーム・レイダー』の発展形というと分かりやすいかも。日本なら『バイオハザード』といいたいところですが、もっと似てるゲームがあります。それは『ICO』。『ICO』はPS2で出た3Dアクションアドベンチャーゲームですが、これは『バイオ』とは違い戦闘は二の次で、アクションと美しい映像、映画のような展開がキモのアクションと謎解きなどの思考重視のゲームでした。『アンチャーテッド』は戦闘も多く見た目は『トゥームレイダー』のほうが近いように感じますが、主人公のアクションや道の開き方などは『ICO』の直系かと思えるほど印象が似ています。主人公はモーションが自然で、背景は美しく、ある程度自由に動き回れるその中で正しい道を自分で見つけて進んでいく。時にはジャンプ、時には飛び下り、時にはカラクリをうまく動かして新たな道を見つける。道のヒントは目印以外に、強制的に視線を変えたりすることでその先にある何かをプレイヤーに示すなど。体力などのゲージも分かりやすく表示されているわけではない。行けるかどうかギリギリの道をアクションでこなし、カメラワークを時に変えつつ映画的な構図を見せて楽しませる等々、共通するものは非常に多いと感じました。無論ゲーム機本体の能力によるものですが、ストイックな美しさの『ICO』よりずっと細密な絵とアニメーションで、ゲームとしての映像も動きもすばらしいです。しかしそのギリギリ感や寂寥感などは下手すると『ICO』の方が鋭かったかもしれません。『ICO』の高所の壁づたいなどはホントに高所恐怖症が出るほど怖かったですが、『アンチャーテッド』ではシチュエーションのわりにはそこまで凄くはありませんでした(これは構図によるものが大きく、ようはそういう構図が少なかっただけで断崖絶壁にぶら下がるなどやってることはこちらも凄い)。『ICO』をハイレゾのPS3やPC版などでやってみたいものですが、移植というかリメイクされないかなぁ。

 さて実際のプレイでまず選ぶのが難易度。『アンチャーテッド』の難易度は基本がとりあえず初級、中級、上級(違いは主人公の体力の増減と敵のAiの賢さ)。現在、それに初級をもう一回で四回クリアしました。一回は英語(日本語字幕)でやりましたが、やはり吹き替えのほうがおもしろいです。最初から選べる難易度は先の三つで、あとはクリア後に出てくるプロモードがあります。プロモードは主人公の体力が相当減ってかなり厳しく、弱い武器でも3発も連続で当たれば、それなりの武器なら一発で死亡。銃撃戦では我慢と正確な射撃が大事になり、シビアな戦闘が楽しめます。
 ゲーム内ではいくつかの条件(道端でお宝を拾う、特殊な倒し方をする等)をクリアすることで点数がもらえ、そのレベルによってオマケ要素が増えます。最初に増えるオマケは服が変わるとか、そうたいしたものではないです。便利なのは、ゲーム内時間をスローモーションにするとか、銃を拾わずとも自由にリロードできる(得点によって使える銃器のレベルあり)などかな。

 またクリア後のオマケにはメイキングムービーやメーカー内部のインタビュームービーもあって(BDならではの大容量のおかげ)結構楽しめました。演技がまさに映画のような感じなのは、データスーツを来た俳優の演技を演出して、モーションキャプチャーしてたからでした。声もその時、演技をしながら録音してるので自然なわけです。ベニヤ板越しに演技してる俳優は大変でしたでしょうけど。
 メインテーマも出だしがいかにも映画っぽくて好きです。特に太鼓の音がまたいいんですが、これがインタビュー映像を見るとなんと和太鼓(ただし叩いてるのは外人でした)。壮大な感じがどことなくディズニーの『ターザン』ぽかったりして(あっちはまさにジャングルの曲で、もうちょい曲調に深みがありましたけど)エンディングからスタッフロールはいい感じでした。
 PS3ゲーム中、誰にでもお薦めできる良作です。記事冒頭のリンクからオフィシャルサイトへ行くとメインテーマも流れるしトレーラー他プレイ中のムービーも見られますので是非どうぞ。

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PS3買った!

 Playstation3の20GBと60GBの出荷停止のニュースを受けて、各地で旧PS3が軒並み消え、価格は上がる一方。そんなわけでとりあえず60GBが一番安かったAmazonでは悩んでいる隙に売り切れたので、1月11日(金)、ジェフリーフライデーなのを理由にトイザらスへ行きました。数日前にはしっかりあったのですが、さすがにこの数日の展開では不安。結果、現物限りでショーケースに飾ってあった最後の一個をゲットしました

 つーわけで、買ったよ! PS3!
 ゲームはとりあえず『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』一個買った!
 つなぐテレビはPSが出たころの19インチブラウン管!
 PSに合わせたAVマルチ端子が最初についた凄いやつ!
 RGB専用なんで現PS2だとDVDまともに見れないけどね!
 しかも今マルチ端子用のケーブルがないので、結局S端子接続さ!
 AVアンプなんてもちろん無し!
 ぎりぎりSONYのワイヤレスヘッドフォンがあるので光ケーブルでバーチャル5.1は聞けるけど!
 数時間かけて部屋の片隅片づけて、ビデオの上に乗っけて!(ラックがないので)
 設定が結構あって大変だったけどPlaystation Networkの登録もすませた!
 さあこれからゲームだぜぇ!

 というわけで初日はPSNで『まいにちいっしょ』──今のところ無料のゲーム?──をダウンロードして、「トロ・ステーション」をずーっと見てました。「トロ・ステーション」というのは、『いつでもいっしょ』シリーズのトロとクロがニュースキャスターとして毎日いろんなネタを紹介するという、『まいにちいっしょ』の中の1コーナー。なかなかマニアックなネタが出たりしておもしろいのです。ニコニコ動画他にも有志がアップしてるので見れないこともないのですが、やっぱ直に見たいのよ。バックナンバーも見られるので(もうすぐ二年前の11月、第1回あたりのものは見られなくなるそうな)ノンビリ見ていきますけど……これよこれ、これ見たいがために買ったようなもんよ! 今はね! どーせまともな環境じゃゲームできないしね!

 とまあ物凄く高価な本体にチープな環境ですが、いいのですよ、別に。
 将来ちゃんとHDMIケーブルで繋ぐ機器が増えて、SACDがフルスペックで聞けるまで壊れませんように。

 あと『電脳御殿』さんのところを見つけなければ、PS3は多分相当安くならないと買わなかったと思います。ありがとうございました。値段がどうのとか環境がどうのというものを吹っ飛ばすのに十分な魅力をこれからも伝えてくださいまし。『Pure-AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS-』もあそこで初めて出ると聞いて買いましたし。CD部分しかいまだに聞けないわけですが。

 つか殆ど安くないのに6万近くで買うなんて思いも寄りませんでしたね。SONYに釣られてる気もしますが、フルスペックがもったいなくて、限定ときちゃ買うしかあるまいと。これはこれ、運命だったと思って享受する次第。考えてみればPSからPS2、PSPに至るまで初代(全て初期ロットというわけではない)を新品でずっと買ってきたのですから。今後またSACD他の機能が復活した新型が出るとしても、そのころには後悔はないでしょう。PS2も色々あって、結局まだ動くうちに2台目買っちゃってたしなぁ。PSはイカれてから2台目買ったけど。

 その後、三夜とちょいかけて『アンチャーテッド』の初級をクリアしました。合計プレイ時間、大体10時間かな。どうにもよくわからないところはネットで攻略を見てたので、見なかったらもう一時間以上伸びてたかも(いやHDでプレイしてたらもう少しやりやすかったかも。SDでも無論綺麗なんだけどネットでトレーラー他を見るにHDは次元が違いそう。あと19インチでは結構マップの差異を見るのがつらい)。アクションにもそこそこ慣れたので中級を続けてやってますが、さすがに謎解きとかは軽く進みますけど、そうなるとアクションがおもしろくて銃撃戦がまた楽しい(難易度が上がると体力が減って死にやすくなりますが)。初級とはいえそこらへんは死にまくってたのでまだ覚えてます。まあ死にゲー(死んでやり方、攻略を覚えるゲーム)ですけど、再開が早いのと主人公のノリがいいので落ち込むことはないなぁ。これの感想はまた別で書きます。早くも続編製作が決定したとかで、慶ばしいかぎり。

 少ないソフトも、発売後一年のハードと思えば精神衛生上よいと思うし(あと一年はどーしたという声は無視して)、長く遊べそうなソフトを買うことで補完しようかと。ただそういうのって外国産ばかりで、PCぽいのばかりなんですよね(うちのPCじゃ無理な系統ばかりなので気にはならないけど)。X-box360のほうが国産ゲームで遊びたいものが多いってのはどうにかならんかな。『THE 地球防衛軍』系統も来てくれたらうれしいんですが。次に買うのは長く遊べそうな『The Elder Scrolls IV:OBLIVION』かなー。

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出たな、ショッカー!(いや出とらんけど)

 先日コンビニによったらこのようなものが発売されていました(記事を書いたのが2007年12月なので、もう置いてないかも)。
 『ProjectBM! 装着変身×KUBRICK MASKED RIDER Vol.1』
 メディコムトイのキューブリックとバンダイのコラボレーション企画です。キューブリックというのは約三頭身の四角いボディ等にデフォルメされたフィギュア。クマのものとか有名キャラとかをモチーフにしてますが、ぶっちゃけコンセプトは、レゴ等ブロックトイのフィグのパ○リ。元のフィグの場合にはブロックに立たせるために足裏に穴とか空いてますがそれが空いてなくて、スケールが一回り大きめになって独立したデフォルメフィギュアになったと考えて差し支えありません。一番よく知られているレゴのフィグと比べると二周り近くサイズが違い、デフォルメの文法もかなり違います(レゴならではのスタイルは、一応他のメーカーも自粛して真似せず一目でメーカーの区別がつきます。ただし中国方面の偽物除く)。キューブリックはどちらかといえばメガブロックのフィグに近いバランス(あれを分厚くした感じ)ですが、唯一人の頭部だけはレゴの文法そのままだったりします(サイズが違うけれど)。

 ブロックフィグならいざ知らず、単体でしか遊べない(飾るしかない)キューブリックには特に興味はなく今まで一個も買ってなかったのですが、今回はちょっと惹かれたので二三買ってみました。なんとなれば初代仮面ライダーがモチーフになっており、今回のキューブリックのバランスと質感が今までとは少し違っていたからです。
 実は仮面ライダーのキューブリックはいくつか今までにも発売されていたそうです。ほぼ見たことありませんが。一応旧1号も出てますが、ライダーチップスというバンドのコラボで限定的に発売されたくらいだとか。しかし写真でみても分かりますが、今回のものは昔のものとサイズ以外に質感等が違うように思えます(理由は後述)。以前も今回も塗りですが、旧ライダーは色合いがいいし、身体の厚みもあってか存在感も増しています。パッケージにはもう一つ重要な文句が書かれています。それは『超合金』。あの『超合金』がなんでキューブリックに? と不思議でつい手にとってしまったのです。出るのは知っていたけど待ってはいなかったのに、実物を最初に手にとったのはこれのせい。レジでその値段に驚いたものの、いまさら引き返すわけにもいきませんでした(一つ税込み699円。ネット通販でセットなら最安値だと一つ500円程度になる)。

 それでは入手したものだけ、ご紹介。
 最初の一個、箱を開けると内容は中がまったく見えない黒いビニール袋とミニブック。わりとしっかりした箱にはいってるのこういうのも最近珍しいかも。まあ箱を破って中をみる馬鹿は今もいるので、別にかまいませんが。で、三つほどの部屋になってる袋を中のものを切らないよう慎重にハサミで切って開けると、中からは赤い響鬼が……ん? 紅? もう一度確認のために箱を見るとやはり、無い。どうやらいきなりシークレットを引き当てたようです。この商品、一箱8個入りでラインナップは響鬼、斬鬼、旧1号、旧2号、蜘蛛男。それにシークレットが二つの、計7種類があるそうです。それでいて8個入り一箱じゃ揃わない可能性があるなんて書いてるし、下手すると一箱で三つほどダブる可能性もありますね。……訂正。その後1カートンに一個という檄レアなシークレットの「桜島一号」が確認されたそうです。

 とりあえず私の一つ目は、箱に向かって左列一番手前で、シークレットの響鬼紅でした(本来はノーマル響鬼の位置なのかも。位置が決まっているとすれば)。

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 パーツで一番目を引いたのが、胸部。えらく箱と違ってすっきりしたボディだなと思ったら、胸部がかぶせる形の別パーツでした。しかもそれがダイキャスト製。そう、これこそが「超合金」ブランドが着き、装着変身シリーズとのコラボの理由。合金製の胸部パーツ脇の軸で後部が左右に観音開きになり、本体胴体にかぶせて(かぶせる時は頭部を引っこ抜いて両腕をバンザイさせるとやりやすいです)後部ふたを閉めることにより装着変身するわけです(って着ける前も特に私服ってわけではないのが、本家と同じでいまいちだけど)。そのため本体の厚みが今までのものよりぐっと大きくなり、全体のバランスも変わったわけですね(以前のが貧弱で頭でっかちに見えてた私にはちょうどいい具合)。グローブやブーツ(表記によればリストアーマーとレッグアーマー。実際には上腕やふくらはぎを半分覆うだけのパーツ)が脱着可能なのもそういう意味でしょうが、こちらは外れやすくパーツとしてはいまいち。ただし着けるとまさに旧ライダーのグローブっぽくて、バランス上から無いよりは絶対あったほうが良いです。
 ライダーは、マスクを着ける顔がちゃんとした顔(ただしレゴ文法の円柱へのプリント)で、着け外し可能な立体的な髪も着いてるところもすばらしい。サイズが違うのでブロックフィグに着けたりして遊べないのは残念。顔と髪は上手い具合に特徴を捉えていると思います。

 入手した二つ目は、右列手前から二つ目で旧2号ライダーでした。ちょっと重めなものを選んだつもりですが、さほど重さの違いはありません。胸部パーツだけが合金で他が軽いプラだから当然ですが、あとは顔パーツがあるかないかくらい(蜘蛛男は胸部パーツがなく、足首に付けるパーツが合金だそうで。素顔もなさそうだからちょっと軽いかも)。旧2号が響鬼と違ったのは、本体には素顔が着いてて、マスクが別の部屋にはいってたこと。しかもマスクは緩衝材として透明プチプチにくるまれてました。これはおそらく目がクリア素材なのとアンテナが少し出てるからでしょう。重さは響鬼より微妙な差ながら少し重いかなって感じ。
 その後、旧1号、斬鬼、また旧1号と出て一応終了。

 捕捉。響鬼等と違い旧ライダーにマスクをかぶせるときは、まず髪パーツを取り、頭部を回して前後を入れ換えます。後頭部が銀色に塗られているので、それを前にするわけです。透明パーツであるマスクの複眼の裏に銀色部分が来るように。透明パーツを生かした仕組みですが、レゴのバットマンなどが同じシステムでしたので私は気づきましたが、ミニブック(説明書)などには書いてませんので気が付かないひともいるようです。バットマンのマスクは目の所が大穴になっていて、そのままフィグの頭部にかぶせるとフィグの目の上あたりがマスクの穴にあたり、眉が目のように見えます。素顔だけとマスクがついたときの頭部のバランスの違いから来る差異ですが、そのため後頭部が白く塗られていて、そこを前にしてマスクをかぶせると漫画のバットマンのごとく白い目になるわけです。今回のライダーも同じです。素顔にそのままかぶせると、眉毛が目の中で笑い眼のように見えます(ある意味リアル。本物のマスクも複眼の目頭あたりに覗き窓が)。ただ、複眼が大きすぎるので、銀色にそのままかぶせても頭部の上のほうも少し見えてヘンな複眼に(ミニブックの旧1号の写真も同様ですね)。頭頂にかけてもう少し銀色で塗っておくべきですね。あと、このマスク、基本的に透明パーツの外側に色を塗っている様子。懐中電灯のライト上にマスクだけ置くと、塗りが悪いと一発でわかります(笑)


 さて今記事のカテゴリーにはブロックトイを入れてありますが、その理由としてはこの下。

 キューブリックの元といえるブロックフィグにも、以前仮面ライダーがありました。それが『メガブロック 仮面ライダーシリーズ』です。メガブロックはカナダのメーカーですが、日本国内ではバンダイが取り扱っていて、自社企画オリジナルとして特撮ものやポケモン製品をリリースしています。結構プッシュしているポケモンはともかく、特撮ものの製品としてはウルトラマンと仮面ライダーと戦隊ものが数点あり(どれもここ四年ほどの平成シリーズ)、仮面ライダーも『仮面ライダー剣(ブレイド)』から『響鬼(ヒビキ)』まで細々とやっていました。正直『555(ファイズ)』以外の品はろくに見たことありませんけど(ファイズが一番種類多かったのでは。ただし小物ばかりでバケツセットなどブロックらしいアイテムは殆ど無し)。バンダイはブロック製品にあまり力を入れているとは言い難く、ラインナップもパーツも宣伝も足りていません。一昨年ついにガンダムのメガブロックも出ましたが、これもようよう3体出したもののその後宣伝もぱったり止まりました。メガブロックとしては今までで最大級のセットだけにかなり遊べるはずなのですが──せっかくのブロックがもったいない話です。

 でまあそんな中にもやはりマニア向けというか特殊な売りで旧ライダーの製品があります。中でも最大のものが(ってほど大きい製品でもないが)この『ショッカー基地』。ライダーを見ていたひとで知らないひとはいないあのショッカー基地の首領の間、そして本郷猛が改造されたベッドなどをモチーフにした異色のディオラマセットです。ブロック製品なだけに基地はどうとでも作れますが、こいつの目玉は首領マークとその下の扉や、やはり本郷ヘッドの旧ライダーと死神博士、ショッカーの医師たちのフィグでしょう。メガブロックのフィグだけに特に似てるともかわいいとも言い難いですけど、貴重なのは間違いありません。
 旧ライダーとしてはマスクがないのが物足りないのですが、こちらは別で売っていたフィグだけのシリーズにあります。『poupeez 仮面ライダー』としてフィグ一体と一体分のベースとネームプレートがセットのシリーズ。ラインナップは以下のとおりですが、どれも箱でブラインドなので、揃えるのは大変だったかと。今回のキューブリックのように単体でコンビニ等で売っていたようですが、当時ブロックに興味のなかった私はすっかりスルーしていてヤフオクで未開封品セットを入手しました。

 001/仮面ライダー旧1号
 002/仮面ライダー旧2号
 003/蜘蛛男
 004/戦闘員(骨)
 005/蝙蝠男
 006/蜂女
 007/死神カメレオン
 008/カミキリキッド
 009/イカデビル
 010/ガラガランダ
 011/戦闘員(黒)【シークレット】
 012/戦闘員(赤)【シークレット】

 私が入手したのはちょうど001から006まで(8個買ったうち2個が重複)でした。

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 そんなわけで、とりあえず現在持っているメガブロックのライダーたち全員集合したのがこちらの写真。下に敷いてるグレーの板はレゴの基礎板、後ろに見えているのがショッカー基地セットの箱で、ライトグレーの板をベースにしているのが基地セット、その手前のミニベースに乗っているのがプーピィズの単体もの(ネームの入った黒のベースと他との接続用グレープレート、そしてフィグの三つが1セット)。ショッカー基地の階段に立っている響鬼と威吹鬼は、別の「メガブロック 仮面ライダー響鬼」バケツ訂正、コンテナ(横長でバケツの取手はありません)の付属品。響鬼のメガブロックはこれ一種類のみで、これが現時点でのメガブロック・仮面ライダーの最終商品です。よほど売れなかったのでしょうけど、コンテナの中身は基礎ブロックなので(レゴの赤いバケツみたいなもの)安く入手できるなら普通に遊べます。オマケとしてフィグ以外にブロック上部中央のボタンを押すと音が出る特種ブロックがあって(外見は普通のブロックと同じなので電池抜いておけばそのままブロックとしても使える)、まあ響鬼の太鼓とバチを作って遊べということらしいですね。

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 続いて装着変身×キューブリックのライダーとメガブロックライダーの比較。モデルは旧1号。
 両者を比べるとまさに大人と子供。メガブロックのものはノーマルキューブリックよりは好みですが、やはり存在感が圧倒的でバランスもよい今回の装着変身×キューブリックはいいですね。ブロックと絡めづらかったりしますが(他とはもっと絡めない)これはしょうがないですね。

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 次のモデルは装着変身×キューブリックの響鬼と斬鬼。マスクを外すとなかなかシブい顔の斬鬼さんはけっこういいですね。響鬼紅には、一応音撃棒や音叉(展開前、後の二種類)にディスクアニマル(ディスク)など装備品もついてて今作では一番パーツが多いかも。パーツのうち肩アーマー(旧ライダーにはない)や手やグローブは外れやすいです。腕を動かしてると肩アーマーが特に外れますので飛ばして紛失しないよう要注意。音撃棒は手にもたせることもできます(写真は面倒なので先だけで挿してます。
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 次はメガブロックの響鬼と威吹鬼の写真。装着変身×キューブリックの響鬼紅との比較写真を撮り忘れていたので、単体で。胴体にピントが合ってますが、マスクがぼけてます。メガブロックのフィグは胴体が偏平なのに比較的頭部が大きいので、被写界深度を狭くしているとこのようなミスを……レゴだと胴体と顔の凹凸はさほどではないのでこういうのは滅多にないのですが──いえクローズアップレンズを使い照明もあるのに、絞りを考えず解放にしてた私のミスですけれど。

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 最後に箱といっしょに。価格差が箱にも現れているような……。
 正直値段が高いのでお薦めしづらいですが、旧ライダーファンにはお薦めしたいところです。響鬼ファンは……小物がしっかり作られていて、それなりに。ただどちらにしろ普段飾っておくと何かの拍子に肩パーツ等の小物を失くしやすいので、それだけ気をつけて。透明ケースなどに入れておくといいかも。複数入手しているなら、いっそのこと一体はリストアーマーとレッグアーマーは簡単に接着しておいてもいいかも。

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謹賀新年。

 みなさま、あけましておめでとうございます。
 年越しはPS2「SDガンダムGジェネレーションスピリッツ」をやりつつ、ときおりTVを見たりしておりました。そば食べるのすっかり忘れてたよ(いちいち階下へ降りるのもなんだし)。

 ともあれ今年もよろしくお願いいたします。

Pict2617_01
 そういやここ何年も、年賀状書いてないなぁ。というわけで、年賀がわりにパチリと一枚。年末に発売されたリボルテックフロイライン01「綾波レイ」と、母がJAでもらったソフビ系干支貯金箱です(今年はネズミ、去年は無論イノシシでした)。ポーズに意味はなく、親ネズミの視線と合わせたらこれしかなかったので。

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