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年末大掃除、今だ終わらず。

 今年の歳末は、本当に年末らしからぬイメージでした。なんとなれば、年末らしい品物が殆ど売れなかったから。ひとのことはいえませんが、今の人はとそ器でおとそを用意するとか、もちを三宝に乗せるなんてことはしないんですかね。杵も和凧(和紙製ではありません)も売れないし、お箸も売れないし、ほんと商店街の年末くじがなければ全く歳末を感じることもなかったです。一昨日あたりまでえらくあったかかったし、これからこんな歳末が普通になるんですかね。

 そんなわけでこのブログも今年もどうということもなく淡々と続けてきましたが、来年も似たようなものかも。一応今年はいいデジカメを入手したのですが、結局あまり写真増えてませんし。撮る場所があまりにない。外は遠出することが殆どないし、室内は室内で物があふれかえっていて撮影するスペースがない。結果コタツの上のせいぜい40㎝四方で撮影できるガチャポンサイズくらい。レゴとかおっきいのはいまだに撮影どころか組むこともできません(組んだあと置く場所がない)。というわけで、結局場所を開ける、ものを片づけるというのが最優先課題なわけですが──ここでタイトル。結局終わらねえ。コタツの前に自分の座るパーソナルスペースをぎりぎり空けるがせいぜいで、寝ころぶこともできないというていたらく。来年も、まあ今年とあまり変わらない生活になりそうです……。

 それでは、みなさま、よいお年を。
 あと数時間で終いですが、年越しはどん兵衛の天ぷらそばと、PSP「ハルヒ」と、PCと、漫画読みながらすごそうかと思います(やな年越しだなぁ……)。

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史上最弱の男(ゲーム限定)。

 ソースはBOGARD La+さんのリンクより。

 ゲーム史上(ファミコン経験者のオールドファンのみの歴史)にある意味さん然と輝く『スペランカー』。ゲーム内容はともかく、探検家がモチーフで幽霊とも闘う男ながら史上最弱と呼ばれるそのシステムのおかげで、とうにプレイできなくなった今日でさえその名を知られているゲームです。
 そのスペランカーがソフビ・フィギュアになるそうです。製造もとのプレッサントエンジェルスのサイトにイメージ画像が。ファミコンのドットを上手くデフォルメして、見事な2.5頭身を再現しています。
 ゲーム自体を知らずとも、このフィギュアのかわいらしさは万人に伝わるでしょう。しかしこのページの脅威は、その様相にはありません。

 見るのは、イメージ画の右下、小さく描かれている「推奨年齢」です。
 ……ああもう、腹抱えて笑っちゃいました。大爆笑。 

 大きさがわからないので定価3,500円というのが妥当かどうかわかりませんが、余裕があったら欲しいかも。このシリーズ目を離せません。第2弾は何かなあ。ファミコン時代ですぐに思いつくのは『ドルアーガ』シリーズのギルとかカイですが、できればワルキューレとかも……ってあれってドットだと本当に顔がわからんほどのものだしなぁ。ドットでまだわかるといえば『ドラゴンバスター』のクロービスとかですかね。……ドラクエはメジャーすぎるので多分やらないだろうなぁ。

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旧マシンへのSATA2HDD交換増設。その二。SATA2インターフェイスカードの巻。

 前回はとりあえずSATA2インターフェイスカード SATA2EI3-LPPCI を装着しドライバを入れ、SATA2 250B HDDを繋いで Acronis True Image 10 Home でシステムの入ったHDDのクローンを作成、IDEのコネクタを外し起動HDDを変えて無事に起動確認したところまで。

 起動確認したところで、次はeSATAを試すことにします。上の状態でUSBで繋いでいた外付けHDDケース OWL-EGP-35/EU(B) に入れたSATA2 500GB HDDをeSATAで繋ぎ直し(USBとeSATAのどちらかで接続可能なケース)、再起動。するとですね、BIOSが起動したあと、システムが入ってません(英語で)と出て XP は起動しなかったのです。

 ここで問題になるのが接続ポート。インターフェイスカード SATA2EI3-LPPCI、というかSil3124チップは基本的にSATAポートは0~3の四つです。で、このカードのeSATAはポート0なのですが、このチップのデフォルトかは知りませんけど実はブート(起動)可能なのは一番若いナンバーのポートだけ。マニュアルは殆どたいしたことは書いてないし、玄人志向のサイトは当然、カード本体のメーカーでも特に書かれていないようでしたが(元は型番ST-125NRというカード。英語だから見落としがありそうだけど)、検索したら価格ドットコムの掲示板でそのような記述があり、実際に検証したらその通りだったわけです。内蔵ポート1,2,3,のどれに複数HDDを繋いでもとにかく一番若いナンバーからOSが起動するし、内蔵HDDにOSがあってもeSATAで外付けを繋ぐとその時点で起動の順番が外付けに変わります。ですから普段内蔵SATA2 HDDにOSを入れておきつつ、交換可能な外付けeSATA HDDをつないでおくということが絶対できません。回避方法としては、そもそも外付けHDDにOS入れておくか、内蔵HDDでOSが起動したあとに外付けHDDを繋ぐかですかね。基本的にeSATA接続でも内蔵と速度他が同じだそうですが、やはりいちいち繋ぎ直すまたは電源入れるというのも面倒な話です。

 マザーボードのBIOSで起動設定できるのは、当然ながらマザーボードにあるポートに繋ぐIDEのHDD、でなければインターフェイスカードかのどちらか起動の順番設定だけ。IDE HDDが接続されていなければインターフェイスカードだけが起動相手になりますし、カードの中のポートの区別はつけられませんし、カード自体のドライバ等で変えることもできないようです(出来たとしてもいちいち書き換えるのも面倒ですが)。

 結局色々考えて、OSは確実に起動できる(BIOSで設定できる)マザーボードのATA100ポートに繋いでいたIDE 160GB HDDのままにしておくことにしました。一つは一個しかないeSATAに適宜繋ぎ変えるかもしれないHDDにいちいちシステムは入れられないし、内蔵ポートに繋ぐSATA HDDにシステムを入れておくと外付けHDDを起動後に繋ぎ直す必要がある。そして最後にchkdskを試したら160GB HDDは特になんの問題もなかった、つまり まだ持つかもしれないという希望的憶測ですね。あともしIDE HDDが突然壊れても、先にSATA HDDにクローンを作っておいて、外付けケースでeSATA接続すれば簡単に起動させることもできます。普段から内蔵SATA HDDにOS入れておくと色々かち合ってしまうかもしれませんが(なにかそういう話もあったようで)、これなら問題なし。

 そんなわけでOSはマザー直付けのIDEのまんま、インターフェイスカードを変えて繋ぐHDDを IDE 250GB から SATA2 500GB に交換しただけ、ということになりました。と、最初インターフェイスカードで着けていた内蔵HDD、交換した IDE 250GB はどうしたかというと後で買ったOwlteckの外付けHDDケースに入れてUSB接続に。前から外付けしてたSATA2 500GBは同じケースのまま、eSATAで繋ぐことにしたわけです……ってこれだといざというとき起動HDDにされちゃいそうですが、ここでもう一つパーツを買って選択肢を増やしました。
 SATA2EI3-LPPCI の内蔵ポートは三つ。うち一つは使い、もしかしてマザーのIDE 160GB HDDが壊れたときにまたSATA2で統一したくなったとき用にもう一つは予備、すると最低最後の一つは使わないわけです。うちのPCは前面ファンは着かないし後部ファンは小さいのが一つ、空冷的には物理的に空いてる5インチベイ一つを入れて無理せず二つ、3インチベイに二台を重ねる形にして三つしかHDDを内蔵できませんので、まず内蔵HDDを三つにすることはありません。とすると無駄になるもう一つのポートはどうするかということで、結局別に ainex の eSATA 2ポートブラケット RS-200E を買ってきてぎりぎり残っていたPCIスロットに装着、SATA2EI3-LPPCI の最後のポート3から一つ外に繋ぐことにしました。そうして外付けSATA2 HDDはこのeSATAに繋いで完了。結果裏の拡張スロットは、おかげさまでほぼ全部塞がりました(AGPの上に一つだけ残ってますが、グラボが邪魔で何かポートのブラケットくらいしか着けようがない)。今後のパワーアップもHDDくらいですかねぇ。
 ブラケットでポート3をeSATAにした理由のもう一つは、このカードだとS.M.A.R.T.が読めるってのもあります。実はインターフェイスカード SATA2EI3-LPPCI も一番若い(つまり起動可能な)ポートに繋いだHDDだけはS.M.A.R.T.が読めるんですね。起動と同じでeSATAに外付け繋ぐとそっちを読むようになってしまいますが、ポート3がつなぎ変え自由なeSATAなら普段はずっとポート1のS.M.A.R.T.を読んでくれますし、ファン付き外付けHDDよりも内蔵HDDの情報の方がありがたい。とりあえずカードで接続されるHDDも読めるというのは SpeedFan で温度のモニタしてると助かります(前のIDE RAIDインターフェイスカードは読んでくれませんでしたので)。


 今のところは、この形でいくつもり。HDDを整理してもうちょいバックアップがとりやすい形にするくらいかな。結局繋がなかったSATA2 250GB HDDは、店のPCに入れて(去年のマザーなのでSATA2もばっちりつながります)バックアップ用HDDにします。

 Acronis True Image 10 Home は差分などで簡単にバックアップが取れて便利ですが、インターフェイスカードに繋いだSATA HDDにOSを書き戻すのはパッケージ版のCDから起動してもドライバがないためにカードが読めず、できないようですね。ドライバ込みの起動CD-R作るしかないですかね(まだマニュアル全部見てないので、どうするのか分かりませんけど)

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旧マシンへのSATA2HDD交換増設その他の顛末。その一。

 南国でもこのところかなり寒くなって、ようやく冬の到来という感じ。さすがにパソコンの発熱くらいでは厚着してても辛抱できず、暖房設備を使うようになりました(コタツですけど)。

 そんな寒波が来るちょっと前ですが、ある日パソコン内部からカコーンとかカシュンてな感じの音が出ました。最初は一度ならと思ったものの、二三日して二度目が。そういえばSpeedFanでもときどきシステムの入った一台目のHDDがnot detectedとか出るなぁと不安になり、このままシステムHDDに逝かれたらえらいこっちゃとバックアップを切実に考えることに。

 うちのメインマシン(普段部屋にあるものはこれ一台だけ)『日立 FLORA 440WB1』は2001年製の日立のワークステーションで、WindowsXPがまだ出始めのころのもの(レンタリースの中古で、入ってたOSはWindows2000でしたが。当時はXPとの二択だったため)。そのため、マザーボードのHDD接続はATA100という一世代どころか二世代以上前の旧式システムで、以前システム用HDDをEIDE ATA133の250GB HDDに交換しようと購入したはいいものの、結局まともに認識されず、IDE用インターフェイスを買って増設HDDとしてなんとか取り付けたということもありました。いわゆる137GBの壁ってやつだろうと推察されたものの、システム用に使っているHDDはそれを知らなかったころに変えた160GBのもので、何の問題もなく認識されて使えてるだけに不思議で相性が悪いのではと店側で一度HDDを交換してもらったりとしばらく悩んだものです(上のリンク先の対処法はMicrosoftのLB48対応ドライバ入れる以外はしてません)。結局160GBの時は、80GBでパーティション切ってXPsp1の新規インストールだったので成功したのかな(でも250GBのほうも同じようにしたらインストールで蹴られたんですけどねぇ)。
 後で考えたら結局インターフェイスボードを買ってまで付けるんだったら、SATAのHDDに交換してもらいSATA用ボードを買ってつければよかったと思ったものですが。そうしてれば面倒もなかった……。

 とまあそういうこともあって、今回は同じ160GBのHDDが認識されるかどうかも不明なATA100にこだわらず、インターフェイスカードを変えてSATAのHDDを買うことに決めました。前回のあとSATAのHDDと外付けのHDDケースを買ってUSB接続で増設してたので、これをeSATAで接続できないかとeSATA端子のついたカードが欲しくなったのもあります。OSは再インストールが妥当なのでしょうが、再構成が面倒なので(というかOSのCD-ROMが見つからない……)いっそのことバックアップの手間も簡単にしようと、懸案事項の『Acronis True Image 10 Home』を思い切って購入することに。店のPCの分も入れて2ライセンスのパッケージ版を購入し、とりあえず今のシステムをそのままクローンコピーで簡単交換でいけるかどうかも試します。

 購入したHDDは、HGST(日立IBM)Deskstar P7K500 HDP725025GLA380 (250G SATA300 7200)
            HGST(日立IBM)Deskstar P7K500 HDP725050GLA380 (500G SATA300 7200)
 なんでも最新型のこのGLAタイプは1プラッタ250GBになってるそうで、消費電力と発熱性を考慮してVLAタイプより多少割高ですがこちらに(前のHDDの温度を見てなかったのですが、少なくともATA100のHDDより通常2°ほど低いのは確か)。500GBはこちらもまだまだ高いんですが、今も500GB一つあるので、用途次第での面倒回避のために。

 SATA2インターフェースカードは、玄人志向のSATA2EI3-LPPCI 。eSATAポートが一つ、内蔵SATAポートが三つついた、数少ないSATA2対応のPCI接続カードです。SiliconImage社のSil3124というチップ搭載。しょせんPCI接続なので速度は目一杯でSATA分も出ないって話ですが、SATAだとNCQなどが使える分HDDにはいいのかなと。実はあとで知ったのですが、予想してた使用法に向かないクセがありました……運用の幅は広がるけど融通が利かないというか。

 コピーなど簡便性を考え、IDE用外付けHDDケースOwlteck OWL-EGP35/U2も購入。今使っているここのSATA用のケースがファンもわりと静かで使い勝手も便利なので。
 その他、電源変換ケーブル他(一応家にもあったんだけど、信号ケーブルといっしょになったものがあったのでコネクタの抜き差しにはよかろうと)。

 まずはインターフェイスカードを交換、ボードのドライバをインストール。その後250GBの新HDDを接続しシステムの160GB HDDからクローンコピーしてみました。そのまま起動させてもIDEが立ち上がるので、一旦ケーブルを外しSATAだけにして起動。無事に起動はしUSB接続HDDやLANDISK等も普通に認識。IDEからSATAへのシステムコピーなので不具合があるかと思いましたがさほど問題もなく(DEAMON Toolが起動不可。しかもIDEに戻したら構成が変わってたせいかこっちでもエラーが出たので、ちょうど新バージョンもあったしその後再インストールしました)普通に使えました。ただTrue Image 10でクローンコピーする際にパーティションの調整に失敗し(したつもりだったが、その前に自動設定したほうが生きてた)IDEと同じ比率で、システムが無駄に大容量なパーティションに。まあやり直すより他に手間取ることになるのですが……。
 クローンコピーの注意点としては、システム構成がそのままなので、ハードウェアの構成はできるだけ変えずHDDだけ変えるように。ということはわかってたけど、PCIボードなども位置を変えるとなかなか面倒なことに。単にスロットの相性かもしれませんが、認識がいまいちだったりするので変えないで済むなら変えない方がいいですね。

 インターフェイスカードには一応ポート毎にLEDの端子があったので、試しにマザーに繋がっている本体のLEDを外して付けてみました。どの端子がどのポート用かはっきり書かれていないので、最初はヤマカンで(まあ外側から端子と同じ並びでしたが)。ちゃんと点きましたが4ポートそれぞれ独立してるので、ケースを加工でもしないとLED付ける場所がありません。
 あとカードのブラケットとケースとの相性が悪いのか非常に接続が固く(端子も固め)、着けるのはそうでもないけど外すのはかなりキツかったです。ロープロファイル対応でボードの幅も短く奥に入るので外すのは容易ではないし、うちのように隣スロットに空きがないと着けたままSATAケーブルの着け外しをするのもきわどいので、ケーブル着けておいてからボードを差し込んだほうが無難(現状着けるHDDがなく必要なくてもケーブルは着けておいたほうが良いですね)。私は隣のカードを外して手の入るスペースを確保してから、SATA端子に指をひっかけたりしつつ外しました(壊れたらどうしようかと)。

 そんなわけでカードとHDDの認識は成功、Acronis True Image 10 Home によるコピーとSATA2の起動も成功、速度も多少なりとも体感で上がってたのでさほど問題ないなぁと思ったのですが、問題は構成と使用スタイルにあってこのあと三日ほどああでもないこうでもないと悩むことになりました。以下次号。

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初冬の足立美術館、日帰り旅行。その二。ただし曇り。

 色々あって遅れましたが、とりあえず前回の続き。由志園で昼食を取り散策した後に出発、境港の市場へ寄った一行は、小雨のなか市場を出て高速道路を足立美術館へ向けて走ったのでした。そういえばここは安来市というところにあるのですが、「やすきぶし」だからてっきり「やすきし」と読むのかと思ったら「やすぎし」なんですね。今回初めて知りました。

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 境港から約30分かけて「足立美術館」に到着。田んぼばかりの田舎の中にちょっと家屋が集まった場所があって、そこに結構広い駐車場が。駐車場の隣に少しこぢんまりした建物があったのでそこかと思いきや(後で近年出来た「安来節民芸館」だとか聞きました)、その駐車場を抜けて次の駐車場へ行き、みやげ物センターらしきところの隣に止まってセンターのさらに道を挟んで隣にあったのが「足立美術館」でした。雨がまだ振ってたので急いで入館しました──ので入り口の写真はこんな片隅から(実際にはこれは出てきたときに撮ったもの。雨が本降りになってたので手前のみやげ物センター脇の軒先から)。
 入り口はそんなに大きくなく平屋のように見えますが、中に入って奥に進むと思いの外広く(奥の棟は二階もあるし、入り口のあたりもミュージアムショップなどとのつながりが変わってる)く、設計もクセのある回るだけでもおもしろい美術館でした。

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 入り口から順路を進むとまず右手に小さめの庭「苔庭」があって(こちらの写真は窓越しです。左奥に本館?のロビーがちらっと見え、庭が回り込んでいるように見えます)、それを眺めつつ蒔絵等の工芸品コーナーを周り、次の絵画展示室のある棟との渡り廊下のようなところ(壁がなく、一旦屋外に出る感じに)から先程の庭を直に見られます。
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 次の棟の入り口横には創設者「足立全康」の銅像が。銅像の後ろに石の橋のようなものがちらっと見えますが、これは先の写真中央手前に写ってるものです。先の写真の左側にちょっとだけ見えるワクのような石がこの銅像の台座の下のワク。つまりぐるっと回ってきて横から見た図で、右奥から先の写真を撮ったと。

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 絵画展示室のある棟との渡り廊下の反対側は茶室に向う小道などがあります。こちらもいい景色ですが、茶室は普段は入れないみたい。
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 茶室への小道の右側にはこれまた小さい滝が。周りの配置と水の流れの構図で、こぢんまりとかわいらしくも滝らしく見えますね。


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 それから先に進んで別棟のようになってる本館に入るとロビーからメインの「枯山水庭」が見えますが、これがメリハリがついてて非常に美しい。あいにく天気が悪くて由志園と同様地味な感じに見えましたがあちらと違い見る角度が限定されてるせいもあるのか、緑の形と紅葉と地面の石の色がかっちり分かれていて、輪郭が際立って目に入ってきます。ここでの写真は残念ながら空を入れすぎて庭が思い切りアンダーに。その場で確認すれば分かっただろうに、急ぎだったのでつい確認せず。スポット側光にしておけば……。RAW+JPEGで撮っていたおかげで+1くらいの露出補正をしてぎりぎり見えるようにはできましたが、等倍だとノイズが……。あとは室内のガラスに照明が映ったりしていまいち。天気がよければPLフィルター付けるといいかも。

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 ロビーから少し廊下をたどり絵画の展示──最初はなんと童画。中でも林義雄さんの絵は昔絵本で見たような気がします。見ていてほのぼのしてきます──が始まるところの脇には喫茶室「翠」があり、そこから枯山水庭をじっくり見ることも出来ます(館内には三つの喫茶店があり、それぞれから庭を眺めることが出来ます)。時間がなかったので入りませんでしたが、ドアがなかったので入り口から、一番手前の窓ガラス越しの庭を撮影。トリミングしてガラスに映った照明等を外したのがこちら。ちょうど空がほとんど入ってないので、アンダーにならずにすんでます。

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 童画コーナーを抜けて進むと階段があって、そこを登れば(一応エレベーターもあります)本命の横山大観他の絵画コーナーですが、その前にまた庭が見える窓や、奥に屋外へちょっと出るようなところがあって直に庭が見られます。これはガラスに反射するライトを外して16:9にトリミングしてあります。

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 奥の屋外からはガラスもなく遠目だけれどもう少しよく見えて、庭の簡単な説明パネルも置かれてます。パネルによると横山大観の画をモチーフに作られた「白砂青松庭」だそうです。せっかくのいい景色も写真がアンダーになっちゃ残念ながらその魅力をしっかり伝えることもできませんが……RAWからちょっと露出補正してなんとか。

 喫茶店以外で基本的にまともに庭が見られるのはここまで四カ所ほど。後でサイトを見たら、庭はアメリカの庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」(JOJG)によるランキングで、5年連続第一位だそうです。さもありなん。噂に名高い桂離宮を押さえてというのも凄い。先の「足立全康」の銅像脇に「庭園日本一」という石碑がありましたが、これで選ばれたことを書いてます。

 無論美術品の展示内容もなかなかのもの。横山大観の絵と庭園がここの売りの一つですが、こちらも本当に凄い。来て観たかいはありました。絵画は海外のものはなく、明治から昭和半ばの日本人画家の洋画と日本画が基本、建物含めて完成度の高い美術館だと思いましたね。ただこちらも一時間という限られた時間ではゆっくり観ることも出来ず、かなりはしょりましたが(市場とかみやげ物センターとか二つほど飛ばして、ここでせめて一時間半、いや二時間は欲しかった……)。

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 こちらの写真は絵画の棟の2階、階段上がって絵画展示室を一つ回って渡り廊下を通った先、次の展示室前にある小窓から見える景色です。説明によると「富田城跡月山をのぞむ」。庭も一個の絵画と同様であるという趣旨からこういう自然を切り取った生額縁という見方をこの美術館では特色としています(喫茶の一つは茶店風でこういう狭い窓から眺めるように作られてるとか)。のわりに、額縁毎の写真は撮り忘れ、このカットは窓から覗いたかたちになってます。急いでいたとはいえ我ながら情けない。美術品は撮影禁止だけど、屋内とはいえ一応庭と山だからいっかと撮影したのですが、すぐ近くに展示室がありそこに警備員がいたのでちょっとドキドキだったのでした。音のしないコンデジでよかった。

 その後多様な絵画、横山大観のものだけを集めた専用展示室(他の部屋にも大観の絵は置いてます)などを見回って、階段を降りて童画コーナー前に戻ることになります。

 こちら方面に行かれるのでしたら一度は見られることをお薦めします。標準入園料が大人2,200円ですが、オフィシャルサイトに割引券などがあり2,000円にはなりますし、これだけのために島根に行くかどうかはともかく、行ったら必ず寄る、個人的にはそれだけの価値はありました。全く絵画に興味ないとなるとナンですけど。

 当然ながら美術品は撮影禁止でしたが、庭は良しということで庭を眺める場所ではみなさんカメラを構えます。ただ基本的に室内から庭園を望むというのは、ちょっと残念。一個の絵画のような庭園を見るのに画角が限られるのはいいとしても、雨も雪も関係ないのはある意味便利かもしれないけれど、どこか平面な感じに見えるし写真もガラスに室内の反射が写ったりしますしね。まあこれは曇ってるせいと紅葉が過ぎた中途半端な時期のせいでそう見えるのかもしれません(写真に取るとさらに地味に。レタッチしてせめて記憶色でも出さないことには)。棟の間とかで庭園が直に見える場所でも、わりと単調な色調だったのは腕が悪いせいもありますが。つくづく日が悪いなぁ。
 二階とか一階の下とかロビーから邪魔にならない位置の外側に回廊があって、直にも見られるような造りならなおよかったのに……一応棟と棟の間から狭い範囲なら少しは直に見られますけど。

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 ここで買ったみやげものはこれ。またかといいつつ猫のファスナーマスコット。当館所蔵の菱田春草の絵画『猫梅』をモデルにしたんだとか。寝顔がなんとも言えません。しかしこれ着けるとこないなぁ。ジャンパーとかに着けるのもったいないし、取れそうだし。

 あとここでも時間がないのと母と一緒に回ってたので、じっくり写真撮れてません。庭園だけで20枚以下。美術品観る時間のためとはいえ、残念。

 由志園はまあまあ、足立美術館はよかったけど時間切れ、でしたがまあ行って損したということもなく楽しかったです。両方とももう30分から1時間ほど多く時間が割けたらよかったんですが。なんといっても移動時間が計9時間ですからね。しょせん町内会のツアーで無理も言えませんが(この手のツアーはみやげ物観光の意味合いもあるので)。時期的に11月は中途半端(晴れていれば、そこそこ紅葉が残っていたのでもっと良かったんだろうけど)。せめて10月いっぱいまでですかね。冬なら冬で雪景色という楽しみもあったのでしょうが(帰り、島根から出る前に多少みぞれになったり雪が降ったりしてました)、中途半端な雨が残念。いっそ雨粒が見られるほどの雨なら……。これが日本海側の厳しさか(偏見?)。

 前に行った京都嵐山観光と比べると、あちらのほうが見るところが多かったけれど、こちらの足立美術館も捨てがたいですね。写真撮る目的でいうと、京都のほうがシャッターチャンスは多かった気がします(観光客も多かったので人のいない写真欲しいのなら難しいですけど)。
 由志園とは趣も違うし日本庭園ではありませんが、花を撮りたいなら「北川村『モネの庭』マルモッタン」でゆっくりしたほうが撮れるかも。ただ庭の散策と思っていくと、わりと狭くてたいしたことありません。日本庭園のような配置された絶妙な構図の美というものはないですね。二三年前に行ったきりですが、今はバラのアーチとか完成してもう少しましになってるんだろうか(前に行ったときはバラは殆ど繁ってなかった)。

 今回写真は130枚程度(身内や行き帰りのバスから車外撮り含めて)。半分以上RAWでも撮ったので2GBの8割強使いました(バッテリーは一個で十分持ったけれど)。一応512MBのCFもありますが、普通の旅行で自由時間多めで行ったら足らなくなるかも。RAW+Jpegで撮りすぎかな。

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