« RAW撮影&現像に挑戦。 | トップページ | RAW現像ソフトを試す。その2、現像。 »

RAW現像ソフトを試す。その1、起動。

 前回書いたようにデジカメにRAWで記録すると、後にパソコンで現像するという手間が必要です。その代わり不可逆圧縮のJPEGとは違い、基本的に露出やホワイトバランスの変更などが容易で(JPEGでも今は同じようなエフェクトは可能ですが)先に圧縮ノイズがない分JPEGより有利でもあります。一発で綺麗な画が撮れればいいんですが、保険としては置いておきたい気がします(実際、ドッグショーでホワイトバランス間違えて撮ったことも。オートにしておけばよかった)。

 そんなわけでRAWデータの現像用ソフトも今はいくつか売られてますので、試してみることにしました。

○KONIKA MINORTA『DiMAGE VIEWER ver.2.37』
 コニカミノルタのカメラに付属する標準の現像兼ビューアーソフト。付属品なので、フリー。
○市川ソフトラボラトリ『SILKYPIX Developer Studio 3.0 Free』
 日本では有名な現像ソフトの最新版のフリー版。正直エフェクト等機能が半分もなく、凝ったことは不可能。できる設定も殆どオートで、細かい調節はできない。試用版を使えば詳細もわかりますが、今回はパス。
○ジャングルソフト『Digital DarkRoom』
 最近出たばかりの新規ソフト。オリジナルの米版はいくらかバージョンアップしてるらしい。15日間の試用版。
○google『Picasa2』
 グーグルが買収した会社の、もとは有料ソフトだが、今はフリーソフト。他よりもちょっと特種で現像もエフェクトもできるけど、基本はビューアーと思った方がいいかも(用途でいえばViXに近く、RAW等対応データやレタッチ用設定が多いのとネット対応が違い)。グーグルと連携しやすく、ネット上のサーバにデータをアップロードして公開することができる。

 とりあえずこの四つ。共通項としては、RAWの現像、画像へのエフェクト、サムネイル表示やスライドショーでビューアーとしてもそこそこ使える(全部ではないし、若干違うが)。エフェクトなど設定にはいくつか特色もあります。

 おっと先にうちのパソコン環境。CPUはゲタはかせてのPentium4 Northwood 2.40MHz、メモリはRIMMで1.25GB、OSはWindowsXP Professional SP2。グラボはGeForec6800で、画面は32bitカラーの1280×960ドット。

 まずはソフトの起動。アイコンをクリックしてタイトルバナーが出てから時計の目測で大体計りました。

Capu003_
 『DiMAGE Viewer』は本体の起動は大体6秒ほどですが、そのままサムネイル表示の読み込みが始まり、それがそこそこかかって──500ファイルほどのファイルのフォルダだと起動してあと8秒ほど(先にサムネイルを作っていて、それを読み込むだけでこれ)、使えるまで実質合計14秒ほどかかりました。ファイルが殆どないフォルダなら実質7秒ほどです。

Capu020_
 『SILKYPIX 3.0 Free』は起動がもっとも遅く実質約21秒。サムネイル表示などなにもなしでこれ。あとファイル読み込みですが、読み込むときに「ファイルを読む」を選択したときは、ファイラーでファイルを選ぶとそれだけでサムネイル表示されるので(RAWでも出ます)画像の内容がわかり、便利です。Capu016_
読み込み時に「フォルダを開く」にすると一旦そのフォルダ内のファイルをすべてサムネイル表示しますので、それから選ぶことになります。上と同じ500ファイルほどのフォルダだと初めてで約5、6秒。サムネイルができてると2秒もかかりません。

Capu008__2
 『Digital DarkRoom』は起動に実質5~7秒。OS起動後初めての起動より二回目のほうが速いのはなんでだろう。最短5秒というのは、試用版なので使用期限の窓が出てきてそこでちょっと止まるから不確か。前回読み込んだ最後の画像やサムネイルが表示されますが、基本がフォルダ形式のサムネイル表示でないためそこそこ速いです。Capu013_
ただファイル読み込み時にはサムネイルが出ず、読み込みすると下の欄にサムネイルで入るようになっていて、いちいち面倒かも。必要な分だけサムネイル化するというのは考えようによっては無駄がないわけですが。

Capu021__2
 『Picasa2』の起動は実質約6秒。ただしすでに作ってあるサムネイル(相当数のファイル)を一瞬で読み込んだ上で、です(サムネイルを作る時は結構かかりますが、それもインストール後の最初だけであとはちょびちょび増えたものを起動後に自動的にサムネイル化していくので普段はあまり気になりません)。正直画像見るには一番だと思います(ただサムネイルを一画面スクロールで全部表示してるのは逆に使いづらいかも)。エフェクト含めて現像を意識せずに分かりやすい項目で効果をかけるため、現像ソフトというよりビューアーと考えた方がよいかも。ちなみに常用しているビューアー『ViX』もサムネイルを起動時に読みますが、普通はファイル内で画面に表示されているぶんだけ。起動は約4秒。なんでPicasaのサムネイル表示はこんなに速いんだろ。

 最近のパソコンなら起動はどれもそんなに気にならないでしょうが、「SILKYPIX」だけは少し遅く感じるかもしれません。約3倍かかりますからね。それにサムネイル表示はいちいちフォルダ指定しないといけないのでフォルダごとに細かく分けていると、使いにくいかもしれません(まあファイラーで選ぶなら楽)。
 他は起動だけならどれもそんなに変わらないのでストレスはないでしょうけど、サムネイル表示込みでいうなら、殆ど自動ですでに読み込んでいるなら劇的に速い「Picasa2」が一番。ただどれだけメモリやHDD使ってるかが……本体フォルダは小さいものですが(約32MB)TEMPをかなり使ってると思いますのでHDDの空きはそこそこあったほうがいいでしょうし(なにかHDDの空きをつくるみたいな表示が一瞬出ました)、単純な2D表示でなく3Dなどの描画機能やCPU演算能力も結構使ってるんじゃなかろうか。点けっぱなしにしてたらファンコンが働いてファンの速度があがりました。

 長くなったので今回はここまで。
 にしても、起動の速さなんて、結局内容がよければ気にならないものなので、あまり意味ないな、今回。

Pict1191_
 今回のおまけ。裏の山の上で見かけた(そのときは)名も知らぬ花をマクロ撮影。少し曇り気味なうえに、3時過ぎでもう陽が陰り始めたころだったかな。バックが暗いせいか色濃く見えますが、フラッシュ使ったせいかも。フラッシュ使わずにISO100にして撮った、背景も明るめの空の右のほうだともう少し薄めのオレンジっぽいです。Pict1189_
 そういえばこれ撮ったころ、猫の目スチルさんとこで偶然にも同じ花の写真をアップされてまして、それで名前を知りました。キバナコスモスだそうです。にしてもえらく色合いが違うものですね。こっちはRAW撮影ですが、WBはオート、テレマクロ、色合いなどはナチュラルで補正はとくになし(フラッシュ使ったほうは現像でさらに露出補正+0.1EV)。RAW+JPEGで撮りましたが、何故かJPEGよりRAWのほうが若干濃く見えます。まあ一番違うのは構図で、我ながら撮り慣れてないのがよくわかります(苦笑)。もう4枚ほどしか撮りませんでしたが、もうちょい撮ればよかったか。

|

« RAW撮影&現像に挑戦。 | トップページ | RAW現像ソフトを試す。その2、現像。 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: RAW現像ソフトを試す。その1、起動。:

« RAW撮影&現像に挑戦。 | トップページ | RAW現像ソフトを試す。その2、現像。 »