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漫画原作、ドラマとアニメ。『のだめカンタービレ』

 地元でアニメ『のだめカンタービレ』が始まりました。二ノ宮和子・原作の漫画のアニメ化です。原作は物凄く売れて、クラシック新規ファンを開拓したとも言われています。いえ実は原作未だにまともに呼んでないのです。ちらっと読んだことはありますが。

 で、まともに『のだめカンタービレ』の物語に触れたのは、フジテレビの月曜9時からのドラマ、通称月9ドラマの実写版『のだめカンタービレ』だったのでした。実写版ですので当然普通に俳優がやってます。これがもう凄くおもしろい。最近の漫画原作の実写版の中ではピカイチ。キャストがハマリまくりで、漫画のギャグ部分がまったく普通におもしろい。これは凄いことです。漫画風の特撮っぽいのもないこともないけど、それほどでないものもSEとテンポなど演出で見事に表してました。そして漫画そのものかと思えるほどの主演二人(いやだから原作読み込んでないんだけど)。正直アニメ版を見ていて、声だけだというのにドラマ版の主役二人の演技のほうがあってると思えるぐらい。別に声優が悪いわけではないのですが。

 アニメ版を見てると思い出すのはドラマ版ばかりでどうしても比較してしまいます。アニメは当然漫画を上手くトレースしているわけですが、驚くのはドラマ版も初回はほぼ同じ構成だったということ。それだけにアニメと比較してしまうわけで。アニメ版千秋の震え方怒鳴り方はまだまだ甘いとか、のだめのいじられ方や奇声もまだ甘いとか。
 一番の違いは、ドラマ版のOPとEDにはクラシックが使われているということ。なんでも以前もジャニーズ絡みでドラマ化企画があったものの、ジャニーズアイドル関連で主題歌はアイドルポップスだったとかで原作者が断ったそうな。これはホントに断ってよかったなと、つくづくそう思います。で、そのころから主演ののだめにと言われていたのが上野樹里。結局のだめに決まって、原作の画から抜け出したかのような存在感のある演技を見せました。玉木も見た目はそうでもないのに、演技してると顔までこっちが本家のようなでき。回りのキャストも演技もすばらしく、実に楽しいドラマでした。
 アニメでは、OPもEDもごく普通のポップス。別に悪い歌ではないけど、原作者のこだわりはどこへ……正直EDはクラシックにするべきじゃなかったかなと。こう書いてると駄目なアニメかと思われそうですが、クオリティは実に高いです。作画もいいし、演出もそう悪いわけではなく、音楽もいい。ただどうしても実写のインパクトが凄かっただけ。いまだにエンディングの『ラプソディ イン ブルー』がのだめのイメージに重なります。

 どちらを先に見たかによって違うかもしれませんが、ドラマが原作を昇華した好例としてこのドラマ版『のだめカンタービレ』はお薦めです。

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