« 『リーンの翼』──物語は終わる。 | トップページ | ついに、ようやく、念願のモニタなのか?! »

ドクターといえば、だれのこと?

 個人的には『スタートレック』のドクターを思い出しますが(人によっては『Back To The Future』の「ドク」やら『KO牧場の決闘』の「ドク・ホリディ」や『マイドク』かも知れないが)、英国では多分こちら。
 『DOCTOR・WHO』
 英国BBCで1963年から何度か放送されている長寿のSFドラマシリーズです。これまでに26シリーズ、700話以上制作され、8人の俳優が演じてきたとか。曾祖父から曾孫まで。英国の水戸黄門かはたまた大岡越前か。そんな『ドクター・フー』の最新シリーズがいまNHK/BS2で放映中
 高校の頃昔SF雑誌でみかけたくらいで──確かモジャ頭の人だったけど──動く映像は今シリーズで初めて見ましたが、これがなかなかおもしろい。

 今回紹介するのは先日放映した、第9、10話(前後編)。オチはやはりSFではあるが、どちらかというとホラーテイストが前面に押し出され、これが怖いのなんの。子供の時分に見たらトラウマ化しかねない。

 第9話「空っぽの少年」 THE EMPTY CHILD
 第10話「ドクターは踊る」 THE DOCTOR DANCES

 今回の舞台は第二次大戦中のロンドン。謎の危険サインをたどって行った先で、ローズ(地球人。ドクターのアシスタント)は謎の少年と謎の男性に、ドクターは少女と出会う。少女に出るなと言われながらも出た電話からは「ママ、ママなの?」と呼ぶ少年の声、そして病院には謎の奇病に侵された患者たちが。顔の肉とくっついたガスマスクをかぶり、一様にママを呼び求め彷徨う彼らは一体? 少年との関係は? ドクター、ローズ、謎の男ジャックの三人はガスマスク集団から必死で逃げながら、原因を調べる。それは種の消滅につながりかねないものだったが、修正する方法はわからない。カギは少年を知っているらしい少女にあった……。

 ドクターはユーモアも持ち合わせているけども、今回はユーモアどころじゃない。第10話などはさながらゾンビ映画。当時ドイツの空襲のため、ロンドン市民は毒ガス対策のガスマスクを所持していたわけですが、そのガスマスクを軍人や看護婦や市民がみんな被って、ママ、ママと呼びながら迫り来るあたり、物凄く怖いです。しかもその中心らしき謎の少年は怪力で、ラジオに突然声が入るとか、会話が通じないとか、話をしているとどこにでも現れるなど怪奇映画そのもの。
 最終的には全人類の危機とまでふくらみながら、オチは愛が勝つでハッピーエンド、ユーモアで締めるあたりはイギリスっぽいのかなぁ。しかし娯楽ものらしく『Xファイル』みたいに投げっぱなしではないし、シリアスに行き過ぎないあたり好きです。

 というわけで、多分再放送もあるだろうし、地上波でもいつか放映されると思うので(いや私も二三話見のがしたので再放送を切に願う)、見逃した人は覚えておきましょう。
 『ドクター・フー』はおもしろい。


 あ、昔私が写真で見たらしいモジャ頭の5人目のドクターを演じた俳優、トム・ベイカーを検索したところ、以下の本を発見しました。
 「ブタをけっとばした少年」
 なんか物凄く読みたいんですけど(笑)

|

« 『リーンの翼』──物語は終わる。 | トップページ | ついに、ようやく、念願のモニタなのか?! »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ドクターといえば、だれのこと?:

« 『リーンの翼』──物語は終わる。 | トップページ | ついに、ようやく、念願のモニタなのか?! »