« 2006年4月 | トップページ | 2006年8月 »

ちゃんちゃんばらばら。

 最近再びゲームをちょくちょく買っている。

 きっかけは多分親に NINTENDO DSLite を買ってあげたこと。まあその前に自分のを買ってるわけですが。PSPとともに携帯ゲーム機の便利さに再びゲーム熱が出たってところ。昔のと違い、今の機会はすぐ消せたりすぐ復帰できるようになっているため、少し時間があればプレイできるのがキモ。特にPSPのレジュームは秀逸。アクションだろうがアドベンチャーだろうがセリフの途中だろうが、容赦なく切り、再開すれば次の言葉から言い放つわ、連続コンボの途中で抜けたくても抜けらずヤラレル始末。おかげでRPGがまさにポケットに入る楽しみの一つになっている。

 それはそうとタイトル。これは携帯ゲーム機の話ではない。Playstation.comのポイント切れが近いとメールが来たので多少だが使うことにして、欲しいゲームを探すことに。ちょうどいいものがみあたらないところに、ネットで発売が近いことを知ったのが始まり。
 その名も『vol.101 THE お姉チャンポン』。PS2のアクションゲームである。SIMPLE2000シリーズという税込2,100円の。手軽なだけにコストパフォーマンスの高いゲームとそれでもまだ低いゲームが混在するシリーズ中でもシンプルながら屈指の人気を誇るシリーズ最新作。半裸の姉ちゃんが刀を振り回し、ゾンビの群れをなぎ倒しまくるという身も蓋もないキワモノさとある意味爽快感のある切れ味で、人気が出た。PS2では正シリーズが二本、それのスペシャル版としての+α版が二本出ている。
 で、2作目のSP版がこれ。1作目のSP版『vol.80 THE お姉チャンプルゥ』も買ったが、こちらは途中でどうにも倒せない敵が出てきて止まってしまった。今回も途中でどうしても倒せない敵が出てきたが、EASYで別のキャラクターでやってたらなんとか倒して先に進めることに。どうも全6面のようで、またもや6面でゾンビクマーが倒せない。ただ、このゲーム、ポイントを溜めると任意のパワーゲージを上げられるので、何度か面クリアをこなせばパワーアップできるらしい。結局今までのゲームもそうやってパワーアップしないと駄目だったわけだ。

 というわけで、今、5面でゾンビを切って切って切りまくってるわけです。一体何時間切りまくったことか……おまけにキャラクター別のBGMの歌がアレな歌で耳について離れない……。

 ちなみにこのシリーズ、やたらと出るのだけど、次に買うのはもう決まっている(笑)。『vol.105 THE メイド服と機関銃』。いやもうバカバカしさが信条だなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

静かな丘の、そのまちで。

 サイレントヒル……かつてプレイステーションで発売され、スロースタートながら次第にその恐怖が口コミで伝わり、シリーズ化されるほどの人気となったゲームである。
 私も出た当時は特に気に留めていなかったが、廉価版が出たころだったか、ふと見た記事と評判に誘われ、なかなか見つからないところようやく見つけた一つを購入、プレイすることに。冒頭、当時としてはよくできたムービーと奇妙に物悲しくも恐ろしい未来を予見させるかのような音楽に次第に引き込まれていく。そして町を彷徨い始めいきなりの恐怖体験! 霧の向こうから聞こえてくる音に怯えつつ反撃、謎解き等々少し慣れ始めたと思ったとき、町が反転、暗闇と赤錆の覆う町、精神を逆撫でするような擬音とともに、とんでもない恐怖が襲いかかってくる……。

 まさにゲーム史上に残る名作ホラーである第1作をベースに、2作目以降もフューチャーした、映画「サイレントヒル」がついに公開された。大きな変更点は二点。まず主人公が男性から女性に変わった。実際ゲームでは父と娘という要素にこだわる面はあまりなく、女性にしたほうがより母性本能に訴える視点がつけられるため、これは正解だろう。第二にサイレントヒルという町が今は死に絶えた廃墟であることが事実だということ。ゲーム第1作ではサイレントヒルは風光明媚な田舎町として普通に存在している町である。ただ冒頭から主人公が迷い込んでしまったのが現実の町ではないというだけで……。この変更も映画のコンセプトに沿ったもので、ゲームほどの長さが取れない映画の場合、妥当だったと思う。映画の主人公の夫と警部が歩く現実の町と霧の町との対比が分かりやすく、ラストへの伏線にもなっている。

 映画冒頭、いきなりゲームのメインテーマが流れてきたときはグっときたもので、サイレントヒルへ向う最中にラジオからゲームでも流れた歌(英語の歌詞)が流れていて、それがノイズで消えるあたりはもう物凄く盛り上がり期待したものですが……。

 ネタバレは無しで感想を述べると、全体的にはかなり忠実で、映画史上に残るとは言わないがゲーム原作の映画化としては大成功、ホラー映画としても映像美はまあまあ、クリーチャーも見せ方はまあまあ、オチはどうしてもホラー映画史上に残る傑作とダブるためにまあまあ、それと音楽の使い方で余韻もまあまあ……ううむ、大傑作とはいわないまでも凄くおもしろかったのだけどどうしても点が辛くなるな……。一番は町のセットとか美術、二番目は俳優、三番目に音楽ときて、シナリオがどうしてもラストに来てしまうのはどういうことか。やはりあのラストなのに余韻がイマイチ足らないのは、音楽のせいだろう。冒頭でも少し流れたゲームのメインテーマのような静かだがじわじわ迫るような曲をラストカットからスタッフロールまでそのまま流したら物凄くよかっただろうに……。つくづくゲームの怖さは先の見えない映像と音にあったと思う。映画「リング」が原作とはまた別に怖いのは、そういうところがよくできてたから。

 美術とクリーチャーの造形などは満点。ダーク・ナースもゲーム通りではイマイチなかったけど、ナイスバディに凶器をもった顔のないナースという恐ろしい姿はしっかりつたわり、1シーンしか出番はないものの奇妙な動きもあいまっていい感じでした。霧の町から闇の町への変貌のCGなどとクリーチャーの動きは原作の再現としては最高でしょう。
 三角頭──レッド・ピラミッドはゲームそのまま。文句無しに怖くて強い。途中の斬殺シーン
などはすごかったけど、惜しむらくはカットとしての映像美にいたらない。これはラストの大虐殺のカットなどにもいえるかも。カットがちょっと冗長で、見せ場は案外陰影が弱い。静止画としてみるとなんかフツーに見えそう。他のクリーチャーの場面は陰影にとんでいてよかっただけに。レッド・ピラミッドの設定も1にはちょっとそぐわないので──ゲーム第2作に出てきた本来の設定とは決定的に違う──映画の存在理由はわかるがただのコマみたいなもので、原作のファンには納得しづらいかも。
 俳優はおしなべてすばらしいが、特に主役の母親と娘がいい。婦人警官もいい。まあ途中の退場劇でまさかと思ったら、そのあとの経過にさらに愕然としたけど。ゲームでも普通に進めたら大抵殺してしまうんだけど、これほどはひどくないし。クリーチャー自体はともかく後半の残酷描写は12歳以下禁止くらいのレートでほんとにいいのか。個人的には大丈夫だが──本来のスプラッターほど強烈に見せない──反射的に嫌うひともいるだろうな。

 ともあれ、二度見てもかまわない、いやむしろ二度は最低見たい映画でした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2006年4月 | トップページ | 2006年8月 »