倉橋由美子さんご逝去
作家・倉橋由美子さんが、6月10日の金曜日にお亡くなりになられていたことを知りました。
最近は小説以外のほうで知られていますが、なんといいますか、あまり大衆的で
はなく結構個性的な小説を書かれている方です。もっとも私がまともに読んだのは
二冊ほどですが。
著書を最初に見たのは、多分小学生の頃です。
なぜかといえば、うちの母親の持ち物だったのでした。
なぜこんなものがと聞けば、なんでもうちの母親と同郷だったそうです。それだ
けですけど、狭い町なので出身は知っていたとか。ちなみに中高は進学校である私
の母校に進み、つまりは大先輩なわけですが。
そんなわけでうちにあった「パルタイ」。これとヘッセの詩集が、うちの母親も
若いころには文学読んでたんだなぁという思い出の品です(母は生きてますよ)。
しかし若いころには読んでいても、歳とると本読まなくなるのはなぜかねぇ。時間
が全くないわけでもないのに。
そのうち読もうと思ってた「アマノン国往還記」、どこにいったやら。
ご冥福をお祈りします。
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